子供って、聞こえたままに言葉を覚えるから、ときどきとんでもない間違いをしてますよね。
私は子供の頃「看護婦さん」を「かんごくさん」って言っていたし、その手の間違いは人それぞれあるようで、時にものすごく面白かったりします。

「ハリーポッターと賢者の石」
ウチの職場の技師さんのお子様たちが今一番見たがっている映画です。
この題名、小学生以下のお子さんにはちょっと覚え難いみたいです。


<Yさんの息子さん(4歳)の場合>

ハリーポッターと賢者の石
      ↓
ハリーポクターとケンちゃんの石

ポクターはおいといて、ケンちゃんの石に大爆笑。誰だよ、ケンちゃんって。
Tはこれを聞いて「カレー屋ケンちゃん」って言ってました。歳がばれますね。
ちなみに私のPCで「けんちゃん」と打つと、一番最初に「健ちゃん」と変換されます。


<Uさんの娘さん(5歳)の場合>

ハリーポッターと賢者の石
      ↓
ハリーポッターとデンジャラス

これはある意味正解です。
しかしどこで「デンジャラス」という言葉を覚えたんでしょうねぇ?


そして「賢者」はどこにもいなくなってしまったんですね…。
昨日の夜、コンタクトの調子が悪くなり、仕方なく外して眼鏡をかけた。
すると驚いたことに、右目の度が合わない。
どうやら右目だけ疲れで視力が落ちたらしい。

昨夜はそれからすぐに寝たのだが、今日になっても目の調子は最悪で、とうとう昼間から眼鏡で仕事をすることになった。
でも、今日は両目とも少し視力が落ちているらしく、かけていて気持ち悪いし頭が痛い。
その上、コンタクトを入れてなくても瞬きをするたびに眼球に痛みが走る。

ああ、この痛みには覚えがあるよ。
また黒目に傷がついたんだ…。

明日になっても治らなかったら早めに眼科に行って来よ。

今週末の忘年会で、新人3人がセクスィ〜サンタや女子高生などのおじさんにはたまらん衣装でパラパラを踊ってくれるらしい。

若い子はいいねぇ〜。

もう、おじさんカメラ持ってかぶりつきで見ちゃうからね。
オヤジ1号のKさん(38歳主婦)も楽しみにしてますよん。


本当のおじさんのほうがおとなしい、わが検査部の忘年会は、戦争です。
回さない車は回らない車になる。
あまりエンジンの回転数を上げないで乗っていると、アクセルを踏み込んでも回転数が上がりにくくなる。   …らしい。

車のエンジンのことはよく分からんが、自分のことはよく分かる。

2年前のCHAGE&ASKAのコンサート、これはファンを10年やってきて、一番テンションが上がるのに時間がかかったライブだった。
この時期、私は仕事でいろいろあって不眠症になり、さらに持病の胃炎も悪化、精神的にも肉体的にも疲れきっていた。

それが今はどうだ?
仕事のストレスは思い切りフラメンコを踊ることと、その後のT・Mとのトーク大会でかなり解消できる。
ネプのファンになったおかげで家に帰ってからもネットやらビデオやらで忙しく、充実した日々。
そしてやはりファンバカ街道まっしぐらのKと電話で話せば、心のエンジンは一気にローからハイトップだ。

そんなわけだから、昨日のライブなんて一曲目のイントロからハイトップ発進、いや、始まる前からフライングしてたな。
テンションの上げ方を体が覚えてるって感じだったよ。

先月の同窓会で、久しぶりに会った友人に「なんか楽しそうでいいね」って言われたけど、きっとそういうのって外見にもにじみ出てくるのかもしれない。
その証拠に、いろいろあって辛かった頃は年齢より上に見られることが多かったのに、最近若く見られるもん。(この際お世辞とは思わないことにする)

若く…。


そういい始めたら、年とったってことらしいですよ。

赤×黒

2001年12月1日
2〜3年前あたりから、赤が好きになった。
赤い服、赤いバッグ、赤い小物、赤い下着(!)…なんだか知らんが一気に赤が増えてしまった。(ちなみに車も赤。これは7年前に買ったものだけど)

でも、この冬は少し雰囲気を変えてみよう、そうだ、黒がいい。
黒を着こなすステキなオトナ…いいじゃねえか、似合う似合わんは別として。

そんなことを思いながら買い物をするのだが、やっぱりどうも赤に目が行ってしまう。結局赤のニットとか買ってたりするんだ。

じゃあいいよ。この冬は、赤と黒の組み合わせを着たる。
フラメンコも赤と黒ってイメージがないかい?(←誰に言ってる?)

そんなことを思っていたら、「イッショウケンメイ」を発売したネプが、出演した音楽番組で着た衣装が赤と黒。
「いいねぇ〜、赤と黒。やっぱ今年のテーマはこれで行くしかないっしょ」

…とまあ、
これは11月30日までの話。
   
   
   
12月1日。
CHAGE&ASKA、2年ぶりのコンサート。

ステージに2人が現れて、うわーっと立ち上がった瞬間私の目に飛び込んできたもの。

ふ、ふたりの衣装、赤と黒だぁー!!

てぇことはあれよ、CもAもJもKもTも赤と黒なのよ!(なんじゃそりゃ)


もうこの冬は赤と黒しか考えられねぇ!

誓いを新たに拳を握り締めるその日の私が着ていたのはボルドーのシャツだった。
   
   
   
サボりまくって久々の日記、なんだかわけがわかりませんね。
ただ、これだけは言う。
K子ぉ〜っ、約束は守ったぞ!

母退院

2001年11月24日
昨日、またしても何の情報も伝わって来ないことに業を煮やし、弟に「お母さんの新しい情報ある?」とメールを送った。

約二時間後、ようやく弟からの返事。

「明日退院できるらしいよ」
…いい加減にしろよ、おまえら。

ともかく今日は実家に帰り、無事退院してきた母におめでとうを言い、夜にはアパートに戻ってきた。

「もしかしたら次は正月まで帰らないから」
と言い残して家を出たのだが、母は早々と床につき、父も寝支度の最中。弟に至っては帰ってもきやしねえ。

どうすっかなあ、正月休み。(何日くらい帰るかってことね)

ボーナス

2001年11月23日
「まぁいいか、もうすぐボーナスだし」
「大丈夫、ボーナス出るから」
「今ならカードで買って、引き落としはボーナス出てから」

…今月に入ってからそう言いつづけて買い物を重ねてきたが、いくらなんでもやばいんじゃないかという気がしてきた。
そろそろ計算しておきたいんだけど、ちょっと怖いね。

もらった時点でマイナスってのだけは避けたいものです。

血管フェチ

2001年11月20日
どうも体調が悪くて、今年の新採Nに採血してもらった。
終わった後、酒精綿を指で抑えながら、採られた方の腕を折る。小さいガッツポーズみたいな格好になったときにNが言った。

「佐倉さんの腕、ちょっと割れ気味ですね」

そう、二の腕の肉を落とす体操でなぜか前腕に筋肉がついてちょっと割れちゃっているのだ。

「いいなぁ〜、こういう腕に血管が浮き出てたら最高なんだよなぁ。私、つい男の人の腕を見ちゃうんですよ」
「わかるわかる、こう、筋肉が付いているが故に、血管が浮いてる腕でしょ? いいよね〜」
「佐倉さんも思います? うれし〜。いっつもこの話すると変なヤツって言われるんですよぉ」
「なんだ、早く言ってよ。じゃあ今日から血管フェチ同盟結成ね」

ちなみに、その血管を左手の人差し指(私の場合。採血で血管を探す指)でぽこぽこ突付くのがなんともいえない至極の瞬間。
しかし何百人という血管を見ているが、なかなか理想の腕と血管には出会えない。

…仕方ないか、ウチの病院じーさんばっかだしな。
血管触りてぇー。


小学生の頃の話だ。
天文学者というよりは、毎日望遠鏡で星空を眺めて暮らしたかった、というロマンチックな(?)将来の夢だった。

ま、今は望遠鏡じゃなくて顕微鏡を覗いてますけどね。

金・土・日で車での総移動距離が300キロを越し、目は疲れる、背中は痛い、そして眠いと、夜中の3時に空を見上げるには最悪のコンディションだったが、目覚ましをかけて午前1時半に就寝。
3時に起こされた時はやめようかとも思ったが、とりあえず外に出なくても窓から眺めてみようと起きた。

アパートの南側は畑と林なのだが、そのむこうに見える街の灯りがとてもキレイね、よこは…じゃなくて、街の灯りはかなり明るい。
こりゃ無理か?と思う間もなく、星が流れた。それもひとつ、ふたつと立て続けに。
うわ〜こりゃやっぱ外に出なきゃ、と、パジャマのうえから完全装備を施し、近所に音が響かないようにそっと玄関を出た。

駐車場に立って、空を見上げる。
流れ星に向かってお願い事、なんて考えるヒマもないくらい、次から次へと光の筋が現れて、しばらくの間、寒さも忘れてバカみたいに突っ立って空を見上げていた。

30分ほど見ていたら体がすっかり冷えてきて、こりゃいかんと部屋に戻る。
ベッドに入っても、しばらくは体が温まらず眠れない。
あ〜ヤバイ、睡眠不足に月曜の顕微鏡はきついよな〜。
でも、いったいどのくらいの人が今日のこの空を眺めたんだろう…。
そんなことを考えながら、眠りについた。


案の定、朝一採血から怒涛の標本60枚で、吐きそうになった。
今日は早く寝よっていつも思うんだけど、きっと無理だと思うな。
「酒は1合、タバコは0本」
   母の入院した病院に貼ってあったポスターより。健康の秘訣。

ネプの歌番組があまりにステキすぎて、こりゃもう飲むべし!ということで、日本酒をきっちり1合飲んでみた。
ネプが肴だともっと進みそうなんだけど、健康のためにここで止めておく。

あ〜でも、もうちょっといいかなぁ…。

オペ無事終了

2001年11月16日
母の手術日だった。

午後1:30開始。
医師が予定した手術時間は45分程度とのことだったが、それは多分術式のみのことだろう、倍の時間を見ても、3時には終わると思っていた。
それがなかなか終わらない。
どうしたって不安になるけれど、何の説明も、連絡もないまま時間だけが過ぎていった。

そして4時過ぎ、ようやく看護婦が呼びに来て、医師から説明を受けた。

摘出された胆嚢と、半透明のコレステロール結石を前にしての説明。
「麻酔が効かなくて、それだけで40分ほどかかったんですよ」
「珍しいです。こんなきれいな石は」
「胆嚢の検査は1週間後くらいに分かりますから」
…などなど。

そして最後に、
「この石は後でさしあげますから」

あとで病理のMに見せて、ホルマリンにでもつけてもらおうっと。

遅ぇよ。

2001年11月15日
帰りの車の中で携帯が鳴った。
「あぶない刑事」のテーマ(今時…)は弟からだ。

私 「もしもし」
弟 「あ、俺だけど、電話するの忘れてたんだけど聞いた?」
私 「お母さんのこと? 私、日曜日に病院寄ったからその時聞いたよ。明日でしょ?」
弟 「じゃ、いいや」

手術日が正式に決まったら電話してって頼んでおいたんだけど、前日に電話もらってもさ。

おまえ、まじめにやれよ。
弟から電話が来た。
母のことかな、と思ったが、全然違う用件だった。
土曜日に友達が泊まりに来るから帰って来るな(!)という内容だ。

帰らねーよ。
その日は同窓会だし。

で、母のことを一応聞いたが、今のところ私が聞いた話から先には進んでいないようだった。

最後に弟が言った。

「俺が『ねーちゃんに電話した方がいいよ』って言わなかったら、もっと連絡遅くなってたよ」

なんだとぉ!?

いつもこうだよ。
弟が3年前事故で入院した時もそうだった。私がたまたま用事があって電話したら、「実は…」って聞かされたよ。

また仲間外れかーい!

佐倉一家の事件簿

2001年11月5日
ひとり暮らしをはじめて6年になるが、実家から電話がかかってきたのは数えるほどしかない。
うちの親ときたら、放任を通り越して、私のことなんか忘れてるんじゃねーかというくらいのほったらかしぶりだ。

それが今日、突然母から電話がかかって来た。
ナンバーディスプレイで実家からと分かったときは、今週末の同窓会のお知らせが来たのか、通販の荷物が届いたのか、はたまた車検のお知らせが来たのか・・・どっちにしても何か連絡事項が生じたのに違いないと思った。
用もないのに「最近どう?」なんて内容の電話は6年間でたった1回。このときは、「絶対電話をかけさせてやる!」という私の強い意志(?)の下、2ヶ月間音信普通にしていたらさすがにかかって来た。2ヶ月放っておいてもし部屋で死んでたら、運が良くて腐乱死体、悪けりゃ白骨死体だ。(基準がわからん)

私 「もしもし」
母 「あ、帰ってたの?」
そりゃ帰ってますよ。もう10時近いですから。
私 「こっちは雨が降ってるよ」
母 「すごく降ってるの?」
私 「うん・・・けっこう音が聞こえるから降ってるね」
あれ? ちょっとおかしくないか?
いつもなら、ここですぐ用件に入るのに、天気の話か?
私 「で、何か用?」
母 「うん・・・あのね」
なんだ? 言いにくそうだぞ。もしかして・・・見合いでも勧められるのか?
母 「実は、お母さん今週の金曜日に入院するんだよ」
えっ・・・?
母 「それで、16日頃に手術するって」
マジっすか・・・。

これにはさすがに動揺した。
よく胃の具合が悪いと言ってはときどき寝込むこともあった。
聞くのが・・・怖い。

私 「どうしたの? 何のオペ?」
母 「胆石だって」

ここで一気に脱力。
脅かさないでよ、もう。

その後、入院に至るまでのエピソードがいろいろ語られたが、そこは佐倉家のトップシークレットということで。
しかし聞いたところによると石はかなりの大物らしい。何でそんなになるまでがまんしちゃったんだ、母よ。

母 「じゃ、また詳しいことが分かったら電話するから」
私 「うん。それじゃ、お大事に」

入院は3週間ほどになるらしい。
心配なのはその間、父と弟だけの我が家は大丈夫なのか!?

なんだ、忙しくなりそうだぞ。

日曜出勤。
検査室に、ひとり。

土曜日は検体数もそこそこあるので、結構忙しいが日曜日は暇だ。
本来日曜日はポケベル対応だったのだが、ドクターサイドからの要望により、緊急のみ受付という条件で出勤体制が始まった。

・・・だから暇。

本日の総検体数・・・5件。
8時半に出勤してきて、9時15分には終わってた。
現在10時半。退勤は12時半。
あと2時間なにしろっつーのよ!?

こういう暇な時間に控え室においてある通販のカタログを見ちゃうから買い物が増えるんじゃー。
でも見よ。

ネプ出演のドラマ「ピッキングトリオの事件簿」を見るために、今日はさっさと帰って来た。
でも早く帰りすぎたのか、逆にどういうわけか緊張感を異常なほど高まり、始まる直前は「オェッ…吐きそう」というわけのわからない状態になった。
さらに心拍数が安静時の1.5倍(推定)くらいになり、血圧もきっと上がってた。

たかがテレビになんなんだよ、私。

テレビの前にスタンバって、9時前の天気予報(ドラマバック)を見ていたらさらに高まる緊張。

だめだもう、飲まなきゃやってらんねぇ。(って、この発想自体がおかしいよな)
酸素くれ、酸素。(これまた意味不明)
というわけで、つまみもないまま日本酒をちびちびとやりながらのドラマ鑑賞になりました。

ただでさえ最近オヤジ度が高まっていると評判なのに、ますますオヤジへと進化しつづけているのをひしひしと感じましたとさ。
金曜日→ラジオが0時に終わった後、ネットなんかやってるから夜が遅い。
土曜日→深夜番組を見ていたりして寝るのが遅い。
日曜日→朝寝のせいで夜は遅い。
月曜日→ちゃんネプが0時に終わった後、またビデオを観るので遅い。
火曜日→なんとなく勢いでやっぱり遅い。
水曜日→フラメンコの後お茶飲んで、帰ってくるのが遅いのでそのまま寝るのが遅くなる。

木曜日→毎週「もう限界です」と言いながら仕事。倒れこむように早寝。

そして振り出しに戻る…。

今日は火曜日(明けて水曜日か)。現在午前1時10分。予想就寝時間、午前2時。

今週もいつも通りの展開が予測されます。
腹を空かしながら「ちゃんネプ」を見ていた。
高級料理が次々と出て来た。
そのたびに「うまそ〜。ハラへった〜」と呟く。
そこに出てきたフォアグラ。カット前の原型。
見た瞬間出た言葉。

「うっわ、すっごい脂肪肝」

これだから医療従事者と一緒に食事したくないんだよね。
行きつけの飲み屋で
「ハロウィンフェア! 仮装またはコスプレのお客様50%OFF!!」
というとっても心ひかれる張り紙を見た。
そして「行かなきゃ!」と思い立ってしまった私たち。
どんな格好すればいいの?とマスターに訊いたら、「フラメンコの衣装着てきてよ」という返事だったので、それならばものすごい格好をしてやる!と、わけのわからない気合が入った私たち。

…とここまでは前回飲みにいったときの話。

そしてとうとう決行の日。
午後2時半にTを迎えに行き、メイク用品と小物を買いに100円ショップへ向かう。

100円ショップってすごい! パラダイスよ。
まず造花のバラ。髪に挿しても服に付けても口にくわえてもよし。
真っ赤な口紅とマニキュア。キラキラの入ったアイシャドウ。そして欠かせないのが付け睫毛。
ラメ入りのスカーフにスパンコール入りの髪飾りにジャラジャラとうるさいブレスレットに…と、買い物はどんどんエスカレートする。
この間、およそ1時間。
テンションは上がりまくり、「こんなのあったよ〜」と叫んではカゴに放り込んでいく。
楽しい〜!!
結局24点お買い上げで2400円。100円ショップでカネ使いすぎ。

続いては私のアパートでMと合流し、メイク開始。
「舞台メイクだからとにかく派手にしないと」と、やったことのないド派手な化粧を自己流でやっていく。
かかった時間、なんと2時間半。
できた姿は「誰?」と突っ込みたくなるようなすごい顔と衣装だ。
極めつけは付け毛と髪に挿した大輪のバラ(しかもラメ入り)
この時点でTが言った。
「ねえ…これ大丈夫? なんかただのおバカちゃんになってるよ」
しかしこのときテンションがMAXだった私はなぜか半ギレで、
「いいんだよ! 仮装なんだよ仮装。派手じゃないと認めてもらえないよ!」
と喚き散らし、3人の中で一番大きなバラを髪に突き刺した。

そしていざ出陣。
Mの運転する車に、どう見ても一昔前の不良のねーちゃんが3人。ポニーテールにバラの髪飾りというのがなんか間違ってたのよね。
この頃になると私も少し落ち着きを取り戻していて、
「これ…フラメンコじゃないよな」と呟く。

間違ってる、どこか間違ってるぞ、おまえたち。

やがて不安になってきた。
「誰も仮装してなかったらどうする?」
「とりあえずその時はバラだけ取ろうよ。これがおバカちゃん度をアップしてるから」

そして店の前でスピードを緩めてもらい、窓越しに店の中を覗き込むと…席はほぼ満席、そしてみんな普通の格好…。

ヤバイ、ヤバイぞ、おまえたち。

駐車場に車を止めて、Tがマスターに電話する。
「もしもしぃ? 仮装して来てる人っているの?」
携帯の向こうの声に耳を傾ける私たち。
「…え? うん…でも…いや、もう店の近くにいるんだけどね…ええー?」
Tの言葉を聞きながら、ますます不安は広がる。
そして…。
「やっぱり誰もいないって。どうする?」
「どうするって…とりあえず、バラは取ろう」

店の前でバラを取り、意気消沈して入店する3人。
満席の中、ぽっかりと空いた「ご予約席」にそそくさと着席する3人。

哀しい、哀しすぎる…私たち。

そしてテンションが下がったまま11時近くまで飲み、マスターに写真を撮られ、寂しく家に帰った。

一息ついて風呂に入る前に、鏡を見てビックリ。
スゲェ顔してるよ。目が怖い、目が。
メイク落とすのに一苦労。

買い物と準備ですべてを使い果たした一日でした…。
法事のため明日は実家に帰らなければならない。
しかし現在、病院からの呼び出し待機中。本当なら今日のうちに実家に帰っちゃえれば楽なんだけど、拘束は明日の朝8:30までとあっちゃ仕方ない。
ひとりでラジオを聴いて寝るさ。

そのラジオ(ネプのオールナイトニッポン)を聴くとき、電波が入りにくいのでつい音量を上げてしまう。なのでご近所迷惑になっちゃいけないと思って最近ヘッドホンで聴くようになった。
しかし結局は聴きながらギャハハ笑いを連発してしまうのであまり意味はないな、気付いた。
と同時に、ヘッドホンしてちゃ電話(持たされているPHS)の呼び出し聞こえねーじゃん!と気付いた。

呼び出されてなくてよかった。

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