あせもが!

2001年6月30日
蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

仕事が終わって帰ってきて、玄関を開けると部屋の中から熱気が溢れ出すような毎日。
そう、私は一人暮らし。昼間の換気はありません。
夜、9時10時に帰っても、昼間たっぷりと温められた空気はそう簡単には冷えません。
さらに物が温かい。
そして壁も温かい。

とりあえず換気をしたいと思っても、私はこの世の中で何が嫌いって虫が嫌いなので、夜、窓を全開にして外の空気(と虫)を取り込むような命知らずなマネはできません。
「網戸にムシこない」をたっぷりと噴射しても、やっぱり入ってくる小さなムシ。
それすら許せないんです。

仕方ないので窓は開けるものの、電気はつけずに部屋の空気の入れ替えをしてみた。
お風呂場のあかりをつければ、部屋全体がぼんやり明るくなってまあ不便はないし、何をするってわけでもなく、ただ冷たいものでも飲んでいるのもまたのんびりしていい。
というわけで、この1週間、ほとんど部屋の電気をつけずに過ごしてきた。

エアコン使えば一発で涼しくなるのになあ…。

もちろんエアコン、付いてます。
なぜ使わないかというと、べつに東京電力のでんこちゃんに怒られるからというわけでもなく、フィルターの掃除をしていないから、という理由。
引っ越してきたのが5月、前の住人が最後にいつ使ったのかも分からないし、やっぱり掃除はしないとね…と思いつつも、仕事だー遊びだーといっては掃除を延ばしてきてしまった。

でももう限界。
今日は午前中出勤、午後は呼び出し待機なのでウロウロはできない。
よしっ、やるか。

ようやく重い腰を上げてエアコンの前面カバーを開ける。

………キレイだ。

新品のフィルターが付いてた。
ハウスクリーニングって、ここまでやってくれるのね。

くやし〜。
毎日暑さに耐えてきたのに。
もっと前から使っとけば良かった。
…あせもができる前に。

あー痛痒い。
久しぶりに同期の友人と会った。
そのとき「あれ?太ったかな?」と思ったのだが、話を聞いてみるとやっぱり去年6キロも太ってしまったらしい。
原因はストレス。

ストレスで太る人もいれば痩せる人もいる。
今、私の友人M、A、そして私も思いっきり仕事のストレスで心が病んでいるが、MもAも異常に痩せた。
そして環境が変わって忙しさでストレスにさらされたTもまた、痩せるタイプ。
3人ともちょっと痩せすぎだって。

私だけがイライラしてくると食べるのが止まらなくなるタイプで、1人だけデブデブ…。
私も言ってみたいよ、「食欲なくなっちゃって」なんて。

この4人で沖縄。
この4人で水着。
ちくしょう、痩せなきゃ。
週末は遊びまくっていたため日記を更新する時間なし。
月曜日にまとめてやろうと思うも、遊び疲れでダウン。

「体力の限界っ…!」

このセリフに「千代の富士?」と即座に訊き返してきたのは週末遊んだ友人Kと、毎度おなじみ友人Tの二人だけ。

有名なセリフだと思っていたんだけど、知らんものなの?

中途半端な理系

2001年6月20日
私は臨床検査技師です。
得意科目は理科でした。
とくに化学が大好きでした。
生物もお得意でした。
バリバリの理系です。

・・・のはずです。

その割に、数学が得意ではなかった私。
いわゆる「数?」、ちょっと進んでまあ「基礎解析」くらいまではそこそこ理解もできていました。

しかし高三の時の「微分・積分」、コレはいけなかった。
当時の微積のテストの結果なんて、思い出したくもない。(しかし忘れられない。だって7点だもん)
小難しい公式、わけのわからない記号なんぞ使いおって。
私の耳にはすべて宇宙語に聞こえるっつーの。
インテグラル? なんじゃそりゃ。車じゃねえんだぞ。(それはインテグラ)

だから同時期にやったはずの「確率・統計」も、苦手意識が根付いていたためほとんどまじめには聞いていませんでした。
そして短大に入ってからの数学の講義も、素敵なお昼寝タイムと化していました。

まさか、そのツケが今頃まわってくるなんて・・・。

今、苦しんでます。
臨床検査の日々の精度管理。
これに統計学は欠かせません。
平均値、標準偏差、変動計数、相関図、回帰直線・・・。
自信を持って出せるのは、せいぜい平均値と中央値くらいです。
レベルは算数です。

血液検査室の精度管理責任者って、私でいいんですかね?

2年前の秋、「いつものメンバー」で仙台へ車で旅行に行った時、「十年百曲」というCDを聴いていた。
avexのヒット曲のサビ部分だけをノンストップで並べたCDなのだが、それを流している時の車内はすごかった。

何がすごいって、私と友人Tだ。
たまたま2人で後部座席。
次から次へと変わる曲、その度に二人の脳はフル回転。
曲が変わって2〜3小節目には音に合わせて歌いだす。
「負けねぇ〜」と、いつも酒の席で競って飲む二人が、そのときは如何に相手より早く歌いだすかということに必死になった。

そのとき2人は気付いた。
「何でこんなにたくさんの曲(歌詞)が頭の中に入っているんだろう・・・」

サビだけなど、部分的ならおそらく数百曲。
脳細胞の無駄遣いのような気もする。


そんな私は最近気付いた。
状況や行動などが、しばしば歌の歌詞とリンクする自分に。

たとえば先日、仕事の後、小雨が降る中を駐車場に向かう私と友人M。
私「明日は天気良くなるって?」
M「予報ではね。・・・もうすぐやむんじゃない?」
この瞬間私の頭に飛来した曲。

♪多分もうすぐ 雨もやんで ふたり 黄昏
  (小田和正・ラブストーリーは突然に)

私「あ〜の日あの時♪」
M「なに、突然」
こんなことがよく起こる。


仕事中に時々来るのがコレ。
忙しくて、イライラして、そんな自分を「いかん!」と思った時。

♪Love me ピリピリするなら すぐにムッとするの グッと耐えて
  (B’z・Love me I love you)
この曲は「♪やりたくないことばかりが次々と見つかるけれど」あたりから来ることも多い。


しかし極めつけはコレだ。
職場では大人気の私。
検査データがおかしいといっては「佐倉さ〜ん」
機械の調子が悪いといっては「佐倉さ〜ん」
重い荷物を運ぶといっては「佐倉さ〜ん」
試薬のフタが開かないときも以下同文。
そして外来から、病棟から、検体が届いた時に響く「ピーピーピー」というブザー音も、私を呼んでいる。

ああ・・・どこかで私を呼んでいる。

「♪遠くで呼んでる声がする」

 来てよパーマン、僕のところへ。
 来てよパーマン、私のところへ。

私のところに来てください。
もしくはコピーロボットをください。 
いつの間にか習慣になってしまったことは、いいことであれ、悪いことであれ、「つい」出てしまうことがある。

だから悪い習慣はできるだけ改めておきたい。

私が一人暮らしをはじめてついてしまった悪い習慣。


ドアを開けたままトイレに入ること。


いつか、どこかでやっちまいそうだ・・・。
沖縄に向け、このタルタルの身体を少しでも引き締めなきゃならん! と奮起。
いや、実は2ヶ月ほど前からちょっとだけ頑張ってみていたりする。

しかし今回、水着になるということで、驚くほどたるみきってまるで振袖のようになってしまっている二の腕を何とか引き締めようと、二の腕に効く体操をはじめた。
コレが約1ヶ月前。

すごいっすよ、効果が出てきました。

今日風呂に入ってびっくり。
前腕が硬いのよ。

風呂からあがって鏡の前。
フンッ! と力を入れると割れる前腕の筋肉。
鏡に向かって手を振ると、揺れる二の腕のぜい肉。

ついでに上腕二頭筋も、素晴らしい発達ぶりです。

本に書いてあるとおりにやったのに、なんでだよ!?

12:20 p.m.

2001年6月16日
起きて、洗濯して、実家に帰る準備をして、その間のビデオのタイマーセットをしていた昼下がりの出来事でした。
玄関ポストに郵便が入った気配。

コレって、もしかして・・・。

そろそろ、ネプチューン単独ライブのチケットの抽選結果が届く頃だもん。
当たっても、外れてもハガキが来るらしい。

息を荒げつつ、痛む胃をおさえつつ、ポストを開ける。
見たい〜。でも見たくない〜。

そして結果は・・・なんと当たりっ!

うわあぁぁぁぁぁ!
どうしよう、前日まで山形に出張なのに!
何とか帰って来なきゃ。
絶対帰って来なきゃ。


どれだけこの日を待ちわびたことか、給料日だ〜。
昼休みが早番だったので、11:30きっかり、キャッシュコーナーへダッシュ!
早くしないと、なが〜い列ができちまうのさ。(だって一台しかないんだもん、増設してくれ)

下ろす金額は前日から決めてあったので、シャシャッと操作。
4、万、5、千、円とタッチパネルを押して、お金が出てくるのを待つ・・・。

なんか、やけにお札を数える時間が長いんですけど・・・。

「現金をお受け取りください」
と言われて取り出し口が開いてびっくり!


さ・・・札束?

増設しなくていいから、ちゃんとタッチパネルが感知する機械に替えてくれ。
千円札が45枚出たぞ。
「万」が押せてなかったせいで、45千円、出たぞ。

財布に入りきらないよ。
どーすんだよこれ。
このところ採血が大当たり。
大当たりというのは、ものすごく混んだ時間に当番に当たるか、採りにくい人ばかり続く日に当たるとそう言われる。
今日は朝、採血室に下りたらすでに待合の椅子に採血待ち患者がずら〜っと…。

採血自体はいいんだけど、腰が痛くてしょうがない。
あの前傾姿勢は本当にツライ…老体(!)には。
採血から戻ってからの顕微鏡もまた腰によろしくない。

それでなくても引越しと、その後の片付けとで最近腰痛が復活してきてるんだから。
もう、おじいちゃんみたいだよ。

以前行っていたカイロプラクティックにまた行こうかと思ったが、なにしろ金がないので、旅行が終わるくらいまでは行けそうにない。
保険がきくところでやっぱり整形外科か…あ、確か鍼灸も一部保険がきいた気がするなぁ。
鍼か…。
やっぱり痛いかなぁ。
ん〜でもちょっと興味あるしな。(お灸はちょっとね)

しかし事態は急転。
今日の「うたばん」で登場した怪しげな赤ひげ治療。
ゲストのお尻に垂直に刺さった針(いや、吹き矢か)を見た瞬間、鍼治療への思いは断ち切られた。

やっぱダメだ。カイロにしよう…。
給料日まであと3日。
財布の中に小銭しかなくなったので、お金をおろしに行く。

院内設置のATMの前で、今年検査部に入った新人の子が、通帳をじっと見つめていた。
「見てても増えないよん♪」
と、明るく声をかける。
「あ、すいません…。今おろしたら、もうほとんどなくなっちゃいましたぁ」
「無駄遣いしちゃダメよ〜」

彼女が去ったあと、まずは通帳記入。
今月は引っ越したため、公共料金が二重に引き落とされるので、少し余分に口座にお金を残しておいたはず。

…カリカリッ…カリカリッ…通帳をお受け取りください

続いてお金をおろそうと、財布からカードを取り出し、挿入口に入れつつ通帳に目を落とした。

・・・取引中止ボタンにタッチ。

残り1675円って。

おろせても1000円かよ!
新人にも偉そうなこと言っちゃったよ。

あと3日です。
気持ちよ〜く風呂に入っていた。
髪も身体も洗い終わって、最後に洗顔フォームを泡立てる。
きめの細かいたっぷりの泡で包み込むように顔を洗う。
シャワーのお湯を出し、顔を流す前に、ちょっとだけ口を開いて息を吸った。

息を?
いや、泡を吸った。

ゲッゲホゲホゲホ……

思いっきり咳き込み、肺の中の空気がなくなってもまだ咳き込みは続く。
息を吸い込まなければ、息を吸い込まなければ…。

ウッゥゲ…ゲホゲホッ…

息が…息が吸えねぇ。
し、死ぬ…。

何度息を吸い込もうとしても、気管に入った泡が出て行かない。
石鹸が気管に膜をつくっているのか?
とにかくやばい、死んじゃダメだ。

この格好じゃ…死ねない。

涙とよだれと鼻水と、ついでに出しっぱなしのシャワーのお湯でくしゃくしゃの顔になりながら、
せめて服を…と心の底から思った。
あっ、それに部屋も汚いし…。(死にかけてるわりには余裕あり)


「ある日突然私が仕事に来なくなったら、宝くじが当たったか死んだと思って」
と、常々友人たちに言ってはいたが、
まさか後者になりかかるとは思わなかった。


でもいつも思う。
たとえばこの部屋で、滑って転んで頭を打って死んだら「強盗か?」と思われそうだ。
たとえば何かの事件に巻き込まれて行方不明になって、「被害者の部屋」として捜索されたら「荒らされている」と思われそうだ。

せめて、たんすの引出し開けっ放しで、そこからTシャツがべろ〜んとはみ出ているまま出かけるのだけはやめようと思う。

実験大好き

2001年6月8日
今日は仕事の後、血液ガスの研修会に参加してきた。
今回は血ガスの機械のメーカーさんが来て講演してくれるとのこと。
メーカーの学術の人の話って、時にマニアックだけど「なるほど!」と感心するような面白い話も聞けるので、けっこう好きだったりする。

血ガス、ということで酸素分圧やら、pHやら、久しぶりに化学のお勉強。…ちょっと寝た。
しかし私を覚醒へ引き戻してくれたのが「血中酸素分圧は呼吸でものすごく早く変化する」という話だった。

真空採血管で10本、連続で採血をし、採血前から最初の5本までは息を止めている。
6本目から、思いっきり深く、早く深呼吸をして血液中に酸素を取り込む。
このとき、わずか数十秒で血液の色が目に見えて変わったそうだ。

この話は私のハートをがっちりわしづかみ!

やってみたぁ〜〜〜〜い!

こんな自分は変なのかと、帰ってからMに電話で報告すると、
「月曜日やろう!」

…即答だった。

いつか針の刺しすぎで、肘の内側が黒ずんできて後悔する日が来るかもしれない。
だぁ〜〜〜もぉ〜〜〜!!!

何で私1人がこんなに働かなきゃならないんだよ!
仕事しろよ、上司K&F!

昨日の午後からずーっと凝固の機械の調子が悪くて、キャリブレーションをとること6回、治験の会議が長引いて残業、今日もキャリブレーションとって、サーベイやって、でも終わらん!
明日の午後、休みをとっていたのにそれも返上。
「サーベイやっとくから予定通り休んでいい」くらい言えんのか、上司K。
だいたい、どの仕事もあんたがやってもいいんだよ!
出来ないって平気で言うなよ、覚えろよ!

忙しくてもいいんだよ。みんなで忙しいならね。
私1人がこんなに仕事を抱えてるのに、「少し休みましょう」ってどのツラ下げて言って来るんだよ。

あ〜もう、どれだけ書いてもスッキリしない。

寝る!


今日の唯一の笑い

県の研修所で行うさまざまな研修は、いろいろな職場、職種の人が集まるので、久しぶりに同期に会えたりするのが楽しみだったりもする。
今度、「良好な人間関係」という研修に行くことになった。
2〜3年前同じ研修を受けたK先輩の話。

講義を聞いたあと、会話の実践トレーニングみたいなのをやるらしい。
K先輩、偶然ペアになった人が昔の彼女だったそうだ。

「ハジメマシテ」
「ハジメマシテ」

…良好な人間関係は、築けましたか?

職場の仲良し同僚MとA、そして1年前まで(もうそんなに経つのか)一緒に働いていたTたちと4人での旅行は、一昨年11月の仙台、去年3月の長崎、そして8月の北海道と、過去3回、大爆笑のうちに終わっている。
間隔からいくと、今年の春くらいに計画したかったが、Tの転勤と引越し、私も引越しと、忙しくて結局お流れになっていた。

いや、行って行けないこともなかったが、どこに行くか決まらなかったというのが本当。
なぜ決まらなかったかというと、私に「いつものヤツ」が来なかったからだ。

「東北いいなぁ、仙台行こう」から始まり、
「長崎に行きたいんだよ、長崎」と続き、
「函館行くことに決まったから」といきなりみんなに告げるなど、すべて私の思いつきで旅行は始まってきた。

ところがこの春は、
「そろそろ旅行も行きたいね」とみんなから言われていたのに、
「ん〜そうだねぇ」と気のない返事を繰り返してきた。

それがある日、スタッフルームでお茶を飲んでいたら突然来た。
「沖縄行くぞ、沖縄ぁー!」
この雄叫びからトントン拍子に話は決まり、もう旅行申し込みもしてきました。


思えば私ってすべてコレ。
とにかくカーッとなりやすく、今まで好きになってきたあらゆるものがこんな感じ。
現在絶好調のネプチューンだって、去年の9月にすごい勢いではまり込んで行ったわけさ。
それまで土方歳三大好き、とか言ってたのに。(いや、決してそれが理由で函館に行くと言い出したわけじゃ…)


「いつもローからハイトップに入るよね…」(T談)


しかし肝心の沖縄、計画はそこで止まったまま。
ダメなのよ、私。
細かい計画は立てられないのよ…。
今週末あたり「沖縄サミット」やらないと。

みんな、後は頼む…。



同じ検査技師のTさん(35歳・1児の母)は個性派粒ぞろいの検査室の中でも、ひときわ輝くオーラを持った人だ。
いつも話の中心にいて、話題も豊富、次から次へと面白い話で楽しませてくれる。
頭の回転が速く、こちらの話にも気の利いた返答がポンと帰ってくるし、性格もさっぱりしていて気持ちがいい。
仕事も出来る。学術的な知識も豊富。
彼女の後任である私は、困ったことがあるといつも相談し、そのたびにいろいろとアドバイスをしてもらっている。
とても頼もしい先輩である。

そんな彼女を密かに「T姉さん」(姐さんでもOK)と我々は呼んでいる。

しかしこの姉さん、時にものすごい天然ボケ発言をしてくれる。

本日の会話
場所:スタッフルーム
人物:T姉さん、先輩Uさん、私
話題:今年の夏休みはどこに行くか

Tさん「Uさんは下の子小さいから遠くにはいけないよね」
Uさん「そうですねぇ。車で行ける所ですね」
Tさん「去年はどこに行ったんだっけ?」
Uさん「信州です」
Tさん「海に行ったの?」
私「…どこの信州ですか?」


のちに信州を新潟と勘違いしたらしいことが判明。
こんな姉さんの豪快な笑い声は今日も検査室に響き渡っている。


友人Mのお母さんの実家でイチゴ狩りをさせてもらった。
来週にはもう畑をつぶす(今シーズンは終わり)ということで、二箱たっぷり詰めに詰めてなんと500円!
安い!!
しかも茎についたまま熟しすぎて腐ってきてしまうくらい、完熟だから甘い!
今年で3年目だが、年に1度の贅沢ですわ、本当に。

しかし、天気が良くて…良すぎて暑いのには参った。
M、T、そして同期のAといういつものメンバー、みんなそろってお借りした麦わら帽子(農作業仕様)に首からタオルをかけ、ビニールハウスの中で作業。
もう誰が誰だか分かりません。
なんか、みんなオバちゃんみたいだったよ。

そして車の中に充満する甘い匂いに包まれて、実家へ帰ったら…誰もいなかった。
うちってこんな家族。

6月病か?

2001年6月1日
久しぶりにめまいに襲われた。
それも昨日から2日連続で。

4月から内部ローテーションで血液検査室に来た人も、ようやくなんとか1人で動けるようになった。
はじめて教える実習生の1人目の実習期間が無事終了した。
そして引越しもどうにか終わった…(部屋はまだ片付かないが)
気を張って気を張って頑張ってきて…そんな疲れが一気に出たせいかもしれない。

まずい…。今日はTと約束してるのに。
そこで午後、検査室の前を通りかかったドクターをつかまえて、薬を出してもらった。

夜、T(薬局勤務)と飲む。
私「今日はね〜、なんかめまいがしてるから、目が回るのが酔ってるせいなのかめまいのせいなのかわからないんだよねぇ」
T「大丈夫? キャンセルしてもよかったのに」
私「大丈夫。メリスロン(めまいの薬)飲んできたから」
T「…酒飲んでいいの?」
私「……」
T「……」

薬とアルコールを一緒に飲むのはやめましょう。

私「だぁ〜いじょうぶ! 不眠症が一番ひどい頃はハルシオン(睡眠導入剤)を酒で流し込んで寝てたから」
T「そのうち目が覚めない日が来るよ」
そして大爆笑。

今なら笑って死ねるよ。
…って言うか、笑い死ぬ。

変態でしょうか。

2001年5月30日
6月から夜間緊急検査の呼び出しに、PHSが使われることになった。
PHSって…。
携帯にしてくれよ。

新居は蛙の鳴き声が窓を閉めていても聞こえてくるような市街地の外れなので、昨日通信テストをやらされた。
なんのことはない、持ち帰ったPHSに副部長が電話をかけてきて、ちゃんとつながるかどうかを確認するというもの。
約束の時間は9時だったので、テーブルにPHSを置いて待っていた。

ところが、9時を過ぎてもぜんぜんかかってきやしない。

…忘れやがったな。

ま、いいや。アンテナは立ってるし(でも1〜2本)自分の電話からかけてみたらちゃんと呼び出し音は鳴るし。

11時になってもかかってこなかったので、もうあきらめて風呂に入ることにした。
一人暮らしだから思いたった場所で服を脱いで、全裸で浴室へ。
と、そこでPHSの呼び出し音が。
もういいよ、副部長。と思いつつも、素っ裸のまま電話に出る。

私「もしもし」
副部長「あ、佐倉さん? 悪いね、ちょっと出かけてたら忘れちゃって」
…チッ。
私「大丈夫です」
副部長「聞こえる?」
…話てるじゃないですか。
私「はい。今部屋の中を歩き回ってますけど、だいたいどこでも大丈夫みたいです」
…裸でウロウロしてますよ。
副部長「じゃあまた。本当に悪かったね」

全裸で部屋を歩き回りながら、電話してる私って…。
ちょっとストーカーに追いまわされた気分だ。
「カーテンに影が映ってるよ」みたいな(笑)。

そういえば、一人暮らしをしてから何度かこういう状況になったことがある。
何年か前の11月、まだ電話が玄関においてあった頃のこと、やはり裸になったところで電話が鳴った。
あわててその場にあったロングコートを羽織って電話に出た。
寒い玄関でコート1枚だったので、その後しっかり風邪をひき、この時子機付きの電話を買う決心をしたものだった…。

それにしても裸にロングコート。
まるで露出狂。

そして思い出す学生時代。
物陰から白衣の前を開けて現れるというのが持ちネタだった私。

持ちネタって…。

半狂乱から20日

2001年5月29日
やっと引越しが済んだ。

引越し業者をケチったおかげで日数も手間もかかったが、なんとか新居に荷物を詰め込んだ。

そして連日片付け。
ドライバー片手に組み立て家具を作り、取説も見ずにテレビもビデオもコンポも配線してしまえる私。
PCも無事つながったしね。
力仕事も得意だから、彼氏に手伝ってもらわなくても、電子レンジを持ち上げて冷蔵庫の上に載せるくらいたやすいわ。

…いないけど。

でも、こんなに頑張ってるのに、ぜんぜん片付いた気がしないってのはどういうこったい。

あーあ、心機一転、一から出直すはずだったのに。


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