「社長」に文字通り振り回された一日
2001年2月25日引越しだ! 引越し!
と宣言したからには本当に引っ越す。今日は不動産屋を訪ね、アパートを6件ほど見てまわった。
12時に友人Tと待ち合わせ、まず食事。
それから情報誌を頼りに最初の不動産屋へ。賃貸住宅雑誌に載っていたお目当てのアパートを含め、3件の物件を紹介してもらう。
しかしやはり実際に物件は見てみないと。
事務所で物件を紹介してくれた女性社員の人が案内してくれるのか、と思いきや、彼女は仕事の予定があるらしく、奥に引っ込んで話している。
「…なんですが、案内をお願いできますか」
「え? どこだっけ、そこ」
お〜い、大丈夫か?
しばらくして女性社員が戻ってくる。
「じゃ、すいません。私ちょっと行けませんので、別の者に案内を頼みましたので」
「あ、はい。お願いします」
「社長、こちらの方です」
社長? 社長なのか。「どこだっけ?」とか言ってなかったか?
「社長」の車の後について、それぞれの物件に向かうのだが、このオッサンがわけわからない道(ものすごく細い)を通る。
待ってくれ、ぜんぜん覚えられないよ。
そのうえ二車線の広い道を走っていたら、突然空き地のようなところに入っていったかと思うと、「入るところ通り過ぎた」ときたもんだ。
社長! しっかりしてくれ。
しかし友人Tは冷めた口調で言った。
「ま、社長ってあんなもんよ」
調剤薬局に勤めるTは、薬を間違って出す社長のフォローをする毎日らしい。現場はいいから管理をしっかりやってくれ、ということのようだ。
そういえば、うちの部長もそうだなぁ。何のための管理職なんだか。
さらに社長、われわれの車が後ろをついていっているにもかかわらず、中央分離帯の隙間からUターン。やめて〜。
結局3件の物件を見たあと、「検討します」という便利な言葉を残してその不動産屋を去った。当初のお目当ての物件はいまいちだったが、別のところでまずまずの物件が見つかり、そのことを考えつつ次の不動産屋へ。
次のところも情報誌で見つけた物件と別の物件、合わせてやはり3件を見せてもらうことになった。
今度は社長の運転で。また社長なの!?
女子社員1人と私とTを乗せた社長の車は、またしても細い道をぐいぐい抜けながら走る。今度は道を覚えられないというより、急ブレーキ、急加速、急ハンドル…この連続で気持ち悪くなりながらの物件巡り。
結局またしてもお目当ての物件はいまいち。やっぱり本だけではわからないところが多い。またしても「検討します」と事務所を後にしたのだが、Tと2人、しばらく車に乗れず。
こっちの社長も運転荒すぎ。
疲れきったTと私はすぐ近くのファミレスになだれ込み、集めた情報と賃貸雑誌を広げて検討会。
しかし疲れきった頭には思考能力が残っておらず、甘いものを食べて別れた。
半日かけて目をつけた物件二つ。
たたかいはまだまだ続く…。
と宣言したからには本当に引っ越す。今日は不動産屋を訪ね、アパートを6件ほど見てまわった。
12時に友人Tと待ち合わせ、まず食事。
それから情報誌を頼りに最初の不動産屋へ。賃貸住宅雑誌に載っていたお目当てのアパートを含め、3件の物件を紹介してもらう。
しかしやはり実際に物件は見てみないと。
事務所で物件を紹介してくれた女性社員の人が案内してくれるのか、と思いきや、彼女は仕事の予定があるらしく、奥に引っ込んで話している。
「…なんですが、案内をお願いできますか」
「え? どこだっけ、そこ」
お〜い、大丈夫か?
しばらくして女性社員が戻ってくる。
「じゃ、すいません。私ちょっと行けませんので、別の者に案内を頼みましたので」
「あ、はい。お願いします」
「社長、こちらの方です」
社長? 社長なのか。「どこだっけ?」とか言ってなかったか?
「社長」の車の後について、それぞれの物件に向かうのだが、このオッサンがわけわからない道(ものすごく細い)を通る。
待ってくれ、ぜんぜん覚えられないよ。
そのうえ二車線の広い道を走っていたら、突然空き地のようなところに入っていったかと思うと、「入るところ通り過ぎた」ときたもんだ。
社長! しっかりしてくれ。
しかし友人Tは冷めた口調で言った。
「ま、社長ってあんなもんよ」
調剤薬局に勤めるTは、薬を間違って出す社長のフォローをする毎日らしい。現場はいいから管理をしっかりやってくれ、ということのようだ。
そういえば、うちの部長もそうだなぁ。何のための管理職なんだか。
さらに社長、われわれの車が後ろをついていっているにもかかわらず、中央分離帯の隙間からUターン。やめて〜。
結局3件の物件を見たあと、「検討します」という便利な言葉を残してその不動産屋を去った。当初のお目当ての物件はいまいちだったが、別のところでまずまずの物件が見つかり、そのことを考えつつ次の不動産屋へ。
次のところも情報誌で見つけた物件と別の物件、合わせてやはり3件を見せてもらうことになった。
今度は社長の運転で。また社長なの!?
女子社員1人と私とTを乗せた社長の車は、またしても細い道をぐいぐい抜けながら走る。今度は道を覚えられないというより、急ブレーキ、急加速、急ハンドル…この連続で気持ち悪くなりながらの物件巡り。
結局またしてもお目当ての物件はいまいち。やっぱり本だけではわからないところが多い。またしても「検討します」と事務所を後にしたのだが、Tと2人、しばらく車に乗れず。
こっちの社長も運転荒すぎ。
疲れきったTと私はすぐ近くのファミレスになだれ込み、集めた情報と賃貸雑誌を広げて検討会。
しかし疲れきった頭には思考能力が残っておらず、甘いものを食べて別れた。
半日かけて目をつけた物件二つ。
たたかいはまだまだ続く…。
腹立ち日記。
2001年2月23日仕事も終わった5時20分、内視鏡室から突然「心電図とりにきてくれ」の電話。生理検査室の技師があわててポータブル心電計を引っ張って内視鏡室へ向かうも、検査室はいや〜な予感。
…数分後、一人の技師が内視鏡室に様子を見に行き「検体は出ない!」と分かって一安心。その場に残っていた人たちもバラバラとロッカーへ向かう。
残っていたのはいつも控え室でだらだらお茶を飲んでしゃべってから帰る若手四人組のみ。試薬メーカーさんの差し入れのマドレーヌが一つ残っていたのでみんなで山分け。いつもの幸せなティータイム。
が、検査室で電話が鳴っている…。「まさか」と思いつつ、電話を取ると
「さっき内視鏡で気分が悪くなった人の検体を今から出してもいいですか?」
「もうだめです」…などといえるはずもなく、せっかくシャットダウンした機械を立ち上げる。立ち上げとシャットダウンだけで30分はかかるのに〜。
検体測って報告書を病棟に持っていき、
「○○さんの結果でました」
と看護婦さんに言うと、「は?」という顔をされた。あれ? 病棟を間違ったか?
「ああ、○○さんのね」
なんだそりゃ〜!! そういえば検体出してたわねぇ〜とでも言わんばかりのその態度。緊急じゃないんなら明日にしてくれよ。
その1検体を測るために機械を立ち上げ、試薬をプライムするのに3万円かかるんだぞ。検体がたくさんあれば元も取れるけど、1検体じゃ、赤字どころの騒ぎじゃないんだぞ!
赤字だ、経費削減しろってさんざん言ってるのに、こんなことばっかりやってるからぜんぜん改善しないんだ! もうちょっと考えようよ、みんなで。
…数分後、一人の技師が内視鏡室に様子を見に行き「検体は出ない!」と分かって一安心。その場に残っていた人たちもバラバラとロッカーへ向かう。
残っていたのはいつも控え室でだらだらお茶を飲んでしゃべってから帰る若手四人組のみ。試薬メーカーさんの差し入れのマドレーヌが一つ残っていたのでみんなで山分け。いつもの幸せなティータイム。
が、検査室で電話が鳴っている…。「まさか」と思いつつ、電話を取ると
「さっき内視鏡で気分が悪くなった人の検体を今から出してもいいですか?」
「もうだめです」…などといえるはずもなく、せっかくシャットダウンした機械を立ち上げる。立ち上げとシャットダウンだけで30分はかかるのに〜。
検体測って報告書を病棟に持っていき、
「○○さんの結果でました」
と看護婦さんに言うと、「は?」という顔をされた。あれ? 病棟を間違ったか?
「ああ、○○さんのね」
なんだそりゃ〜!! そういえば検体出してたわねぇ〜とでも言わんばかりのその態度。緊急じゃないんなら明日にしてくれよ。
その1検体を測るために機械を立ち上げ、試薬をプライムするのに3万円かかるんだぞ。検体がたくさんあれば元も取れるけど、1検体じゃ、赤字どころの騒ぎじゃないんだぞ!
赤字だ、経費削減しろってさんざん言ってるのに、こんなことばっかりやってるからぜんぜん改善しないんだ! もうちょっと考えようよ、みんなで。
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生活習慣病予備軍
2001年2月22日ちょっと健康診断してみようかな〜と思ったら、近くの人に声をかけて採血してもらい、自分で機械にかけて血液検査ができてしまうのが検査技師の唯一と言ってもいい特典。
今日も後輩のYに、「Yっち〜、ちょっと採血してぇ」と頼み、さらに測定までやってもらうというわがままぶりを発揮した。
…数十分後、Yが結果を持ってきてくれたのを見て凍りついた。コッ、コレステロールがぁ。
前々からちょっと高めなのを気にしてはいたが、今回の結果はやばい。高コレステロール血症の境界域に入ってしまった。
秋の検診の時、ちょっと高めだけどHDL(善玉)コレステロールが高いのが総コレステロールを押し上げているようだから大丈夫、と言われ、ちょっと安心していたのに…。
今回もHDLがやけに高い。でもやっぱりトータルの方があまり高いのは考えもんだぁ。
誕生日に持ち物のスリム化を誓ったばかりなのに、今度は脂肪のスリム化を誓わないと。
とりあえず、外食を減らそう。飲みも。…財政のためにもなるし。
今日も後輩のYに、「Yっち〜、ちょっと採血してぇ」と頼み、さらに測定までやってもらうというわがままぶりを発揮した。
…数十分後、Yが結果を持ってきてくれたのを見て凍りついた。コッ、コレステロールがぁ。
前々からちょっと高めなのを気にしてはいたが、今回の結果はやばい。高コレステロール血症の境界域に入ってしまった。
秋の検診の時、ちょっと高めだけどHDL(善玉)コレステロールが高いのが総コレステロールを押し上げているようだから大丈夫、と言われ、ちょっと安心していたのに…。
今回もHDLがやけに高い。でもやっぱりトータルの方があまり高いのは考えもんだぁ。
誕生日に持ち物のスリム化を誓ったばかりなのに、今度は脂肪のスリム化を誓わないと。
とりあえず、外食を減らそう。飲みも。…財政のためにもなるし。
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誕生日なので、意識改革、そして決心。
2001年2月20日「捨てる技術」という本が売れている。とにかくモノに囲まれ、次から次へと増やしてしまうことに悩む人のなんと多いことか。私もその1人。もちろん本も購入済み。
今日、本屋に行ったら「捨てる技術」のとなりに「捨てる決心」という本が置いてあった。表紙のあおり文句が「捨てる技術だけでは捨てられない」なかなか強気だ。平台で並べられるとケンカ売ってるみたいだね。
余談だが、以前「買ってはいけない」が流行ったとき、「買ってはいけないを買ってはいけない」が発売されたのを思い出した。この本は両方読んだが、結局自分でいいと思うものを買うしかないんだよ、という結論にたどり着き、何日か前に書いたように、私は農薬のかかった野菜を食べる生活を変える気にはならなかった。
さて「捨てる決心」こちらの本も私はつい買ってしまった。自分で買ったバースデーケーキを食べながら午後はそれを読んで過ごしたが、うんうん、「技術」を買ったときも目からウロコ、と思ったものだが、またしても感心する。
そうか、こうやればいいんだ。
と、思いはするものの、果たして実践できるかと言ったらやっぱり怪しいものだ。「買ってはいけない」と一緒。結局自分の意識が変わらないとダメだ。
意識を変えてみよう。偶然にも今日は誕生日。「きっかけ」としてはいい機会。過去の私にグッバイ!
思い立ったが吉日。早速とりかかろう。
前向きな気持ちで立ち上がったが…。
部屋を見回すとモノ、モノ、モノ…。片付けなきゃ、と毎日思いながら、ただ積みあがっていくだけの…だぁーっ! もうやだ! この部屋にあるものを「いるもの」「いらないもの」に分類して、いるものだけを使いやすいようにしまう? できねぇ。この部屋はもうどうにもならねぇ。
こうなったら一から、いやゼロからやり直す。
引越しだ、引越し!
今日、本屋に行ったら「捨てる技術」のとなりに「捨てる決心」という本が置いてあった。表紙のあおり文句が「捨てる技術だけでは捨てられない」なかなか強気だ。平台で並べられるとケンカ売ってるみたいだね。
余談だが、以前「買ってはいけない」が流行ったとき、「買ってはいけないを買ってはいけない」が発売されたのを思い出した。この本は両方読んだが、結局自分でいいと思うものを買うしかないんだよ、という結論にたどり着き、何日か前に書いたように、私は農薬のかかった野菜を食べる生活を変える気にはならなかった。
さて「捨てる決心」こちらの本も私はつい買ってしまった。自分で買ったバースデーケーキを食べながら午後はそれを読んで過ごしたが、うんうん、「技術」を買ったときも目からウロコ、と思ったものだが、またしても感心する。
そうか、こうやればいいんだ。
と、思いはするものの、果たして実践できるかと言ったらやっぱり怪しいものだ。「買ってはいけない」と一緒。結局自分の意識が変わらないとダメだ。
意識を変えてみよう。偶然にも今日は誕生日。「きっかけ」としてはいい機会。過去の私にグッバイ!
思い立ったが吉日。早速とりかかろう。
前向きな気持ちで立ち上がったが…。
部屋を見回すとモノ、モノ、モノ…。片付けなきゃ、と毎日思いながら、ただ積みあがっていくだけの…だぁーっ! もうやだ! この部屋にあるものを「いるもの」「いらないもの」に分類して、いるものだけを使いやすいようにしまう? できねぇ。この部屋はもうどうにもならねぇ。
こうなったら一から、いやゼロからやり直す。
引越しだ、引越し!
採血で出会った人々?
2001年2月19日寝起きが悪く、朝の機嫌が最悪な私。朝一の採血当番ほどつらいものはない。なにしろできれば他人と会話したくない、声も出したくないくらいなのに、そうもいかない。明るく「おはようございます」から始まり、「お大事に」まで、とにかく優しく、笑顔で。
でもやっぱり頭もまだ回転していない状態なので、決まった文句以外のフリートークはできない。患者の中には話し好きな人もいて、いろいろと話し掛けてくる人もいるが、朝の私は何を言われても「そうですねぇ」「そうなんですかぁ」しか答えられない。というか、何を言われたのか理解できないままに相槌だけをうっていることが多い。
そんな朝の採血での出来事。
いつものように腕を出してもらい、駆血帯を巻く。よく血管が見えていても、まずは指で触って深さや、硬くなっていないか、ころころと針を避けて逃げやすくはないか、などを確認する。
その患者の血管は、問題なく採れそうな「いい血管」だったが、朝なので少し念入りに触って確認していた。するとその中年の男性患者は
「大丈夫だよ、そこで」
と言う。採血慣れしている患者は「ここで採って」とか、「いつもここなの」とか良く分かっていることが多く、この人もそうなのだろうと思っていた。患者は続けて言う。
「自分でやっても入るんだから」
「そうなんですかぁ〜」
…無事採血終了。患者が去ったあとで何か引っかかるものを感じた。
「自分でやっても入るって…どういう意味なんでしょうね…」
受付の女の子が小声で言った。
それって…なにを「入れる」んだ?
いやいや、深くは考えるまい、きっと言葉の綾ってやつさ。うん、気にしない。
次の方、どうぞ。
病院は、あらゆる方がいらっしゃる。人生いろいろ。
でもやっぱり頭もまだ回転していない状態なので、決まった文句以外のフリートークはできない。患者の中には話し好きな人もいて、いろいろと話し掛けてくる人もいるが、朝の私は何を言われても「そうですねぇ」「そうなんですかぁ」しか答えられない。というか、何を言われたのか理解できないままに相槌だけをうっていることが多い。
そんな朝の採血での出来事。
いつものように腕を出してもらい、駆血帯を巻く。よく血管が見えていても、まずは指で触って深さや、硬くなっていないか、ころころと針を避けて逃げやすくはないか、などを確認する。
その患者の血管は、問題なく採れそうな「いい血管」だったが、朝なので少し念入りに触って確認していた。するとその中年の男性患者は
「大丈夫だよ、そこで」
と言う。採血慣れしている患者は「ここで採って」とか、「いつもここなの」とか良く分かっていることが多く、この人もそうなのだろうと思っていた。患者は続けて言う。
「自分でやっても入るんだから」
「そうなんですかぁ〜」
…無事採血終了。患者が去ったあとで何か引っかかるものを感じた。
「自分でやっても入るって…どういう意味なんでしょうね…」
受付の女の子が小声で言った。
それって…なにを「入れる」んだ?
いやいや、深くは考えるまい、きっと言葉の綾ってやつさ。うん、気にしない。
次の方、どうぞ。
病院は、あらゆる方がいらっしゃる。人生いろいろ。
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規則正しい生活を心掛けたい今日この頃。
2001年2月18日金曜日、日付変更線を越える頃からお気に入りのHPめぐり、そして日記を書く。就寝、3時半。
土曜日、休日当番で出勤だったが、寝坊して朝食抜き。すきっ腹で病院へ。忙しくて何も食べられず。
12時半に病院を出て、午後から病院で研修会のある友人Mと待ち合わせ、近くのうどん屋で昼食。パチッと割り箸を割ったところでポケベルが鳴る。。…速攻でうどん食って病院に戻る。
午後2時、アパートに帰る。洗濯をして、たまった食器を洗って、コーヒーを飲んでたらものすごい睡魔に襲われる。今夜は飲みだし、ここは寝とくか、とベッドに入り、きっちり1時間でおきようと、タイマーをかけて寝る。…ものの10分もしないうちに再びポケベルがな鳴る。またさっきと同じドクターからの呼び出し。一度で済ませ、一度で。化粧を落としていたが、また帰ってから寝たかったのでスッピンで働く。
仕事を1時間で終わらせ、一緒に飲みに行く友人Mの車に付箋紙を貼る。「また呼ばれた。6時半まで絶対起こすな!」
午後5時、再びタイマー1時間かけて寝る。しかしあまり深く眠れないままにタイマーが鳴り、仕方なく起きる。Mに電話を入れ、迎えに来てもらい、飲みに行く。
午前0時、帰宅。部屋があまりにも寒かったので、暖房器具を全開にして温めつつ風呂に入る。
風呂からあがって「プレイヤーズ」を見ていると、まだ酔っているせいか、あまり得意ではない日本酒を飲みたくなってくる。しかしうちには料理用の酒しかないのであきらめる。…っていうかもう飲んじゃだめだろう、と自分に言い聞かせる。
午前2時、就寝。寝不足もたまっているし、明日は絶対昼まで起きない…と思っていたら電話の音で目が覚める。まだ眠って間もない気がしたのに…。
午前9時。電話に出ると今日の休日当番の人から。また機械が壊れたらしい。直し方を説明。しかしなんとなくいやな予感がしたので、もう二度寝はあきらめて起きる。酒は残っていなかったが、食べ過ぎたせいで胃の具合は最悪。
9時半。2度目の電話。11時、3度目の電話。いずれも職場から。二度寝しなくて正解。12時、通販の品物が届く。この頃、せっかく早く起きたのに、何もしていないことに気づく。
午後1時半。異常な眠気のため、ベッドへ。わけのわからない、でもなんだか楽しい夢をみる。
午後3時。目が覚めたらスッキリしていたので、起きて買い物へ。
午後6時。帰宅後、そういえば朝から何も食べていないことに気づく。しかしあまり食欲がなかったのでこのあいだの献血でもらったカロリーメイトを食べる。
土日2日間の標準の生活は、食事6回、就寝1回、起床1回のはずなのに、寝たり起きたり起こされたり、食べたり食べなかったり食べるのを邪魔されたり、なんだか疲れが残る週末。
昨日一緒に飲んだ友人が言ってたな。「もう若くないんだから」って。そうだよなぁ、あさって誕生日だし。
そういえば去年も誕生日の前日に同じ店で飲んでた。ケーキをサービスしてくれて、マスター以下みんなで「ハッピーバースデー」を歌ってもらったな…。そしてもうすぐ誕生日当日という11時58分にタクシーがきて、粘ったけど59分に別れたんだった。
毎年こんなことやってるのか。ああ…私って進歩ねぇ。
土曜日、休日当番で出勤だったが、寝坊して朝食抜き。すきっ腹で病院へ。忙しくて何も食べられず。
12時半に病院を出て、午後から病院で研修会のある友人Mと待ち合わせ、近くのうどん屋で昼食。パチッと割り箸を割ったところでポケベルが鳴る。。…速攻でうどん食って病院に戻る。
午後2時、アパートに帰る。洗濯をして、たまった食器を洗って、コーヒーを飲んでたらものすごい睡魔に襲われる。今夜は飲みだし、ここは寝とくか、とベッドに入り、きっちり1時間でおきようと、タイマーをかけて寝る。…ものの10分もしないうちに再びポケベルがな鳴る。またさっきと同じドクターからの呼び出し。一度で済ませ、一度で。化粧を落としていたが、また帰ってから寝たかったのでスッピンで働く。
仕事を1時間で終わらせ、一緒に飲みに行く友人Mの車に付箋紙を貼る。「また呼ばれた。6時半まで絶対起こすな!」
午後5時、再びタイマー1時間かけて寝る。しかしあまり深く眠れないままにタイマーが鳴り、仕方なく起きる。Mに電話を入れ、迎えに来てもらい、飲みに行く。
午前0時、帰宅。部屋があまりにも寒かったので、暖房器具を全開にして温めつつ風呂に入る。
風呂からあがって「プレイヤーズ」を見ていると、まだ酔っているせいか、あまり得意ではない日本酒を飲みたくなってくる。しかしうちには料理用の酒しかないのであきらめる。…っていうかもう飲んじゃだめだろう、と自分に言い聞かせる。
午前2時、就寝。寝不足もたまっているし、明日は絶対昼まで起きない…と思っていたら電話の音で目が覚める。まだ眠って間もない気がしたのに…。
午前9時。電話に出ると今日の休日当番の人から。また機械が壊れたらしい。直し方を説明。しかしなんとなくいやな予感がしたので、もう二度寝はあきらめて起きる。酒は残っていなかったが、食べ過ぎたせいで胃の具合は最悪。
9時半。2度目の電話。11時、3度目の電話。いずれも職場から。二度寝しなくて正解。12時、通販の品物が届く。この頃、せっかく早く起きたのに、何もしていないことに気づく。
午後1時半。異常な眠気のため、ベッドへ。わけのわからない、でもなんだか楽しい夢をみる。
午後3時。目が覚めたらスッキリしていたので、起きて買い物へ。
午後6時。帰宅後、そういえば朝から何も食べていないことに気づく。しかしあまり食欲がなかったのでこのあいだの献血でもらったカロリーメイトを食べる。
土日2日間の標準の生活は、食事6回、就寝1回、起床1回のはずなのに、寝たり起きたり起こされたり、食べたり食べなかったり食べるのを邪魔されたり、なんだか疲れが残る週末。
昨日一緒に飲んだ友人が言ってたな。「もう若くないんだから」って。そうだよなぁ、あさって誕生日だし。
そういえば去年も誕生日の前日に同じ店で飲んでた。ケーキをサービスしてくれて、マスター以下みんなで「ハッピーバースデー」を歌ってもらったな…。そしてもうすぐ誕生日当日という11時58分にタクシーがきて、粘ったけど59分に別れたんだった。
毎年こんなことやってるのか。ああ…私って進歩ねぇ。
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友人Mとの非日常な日常
2001年2月16日私は寝起きが悪い。あまり寝ていないせいもあるが、とにかく朝はものすごく機嫌が悪く、周りに毒をまき散らしている。話し掛けられてもまともに返事もしやしない。私の機嫌が悪いことを知っている人は、朝は私のそばには寄らない。余計なことは言わない。しかし、友人Mだけは毎朝果敢にチャレンジしてくる。振ったネタを私に冷たく突っぱねられても、必ず毎朝何か仕掛けてくる。
ロッカールームにて
M「おはよう」
私「…よぅ」
M「あれ? 今日の服はおニュー?」
私「もう三年くらい着てるよ」(ものすごく冷たい口調)
M「そうだっけ? みたことない気がしたから」
私「見せたことねえだけだよ」
M「(近くの人に)こわー。今日も機嫌悪いね〜」
別の朝、ロッカールームにて
M「おはよう」
私「……」
M「口紅変えたね?」
私「変えてないよ」(もちろん冷たく)
M「そう? なんか雰囲気違うよ」
私「服の色が暗いからじゃない」
M「このあいだ買ったやつはつけてこないの?」
私「うるさいなー。いいじゃん別に」
M「うぅっ。(泣きマネ)またいじめられた〜」
周りにいる人たちも、最初はなんでそんな言い方するの? という顔をしていたが、気がつけば私とMのやりとりは検査室の一部で名物になっている。
こうなってくると期待に答えたくなるのが悲しいところで、Mは毎朝私の姿を見ると何か言うことを見つけようとしているのが分かるし、私もどう返してやろうかと、いつも考えている。さらに、単に私の寝起きが悪いから、朝だけ自然に険悪になってしまっていた会話だったのに、最近では別に機嫌が悪くない時でも、こんな会話が随所で展開されている。
そんなある日、上司のI氏が真剣な顔で私のところにきて、周りに誰もいないのを確認して訊いた。
「おまえ、Mのこと嫌いなんだろ?」
「は?」
「いつも一緒にいるけど、本当はいやなんじゃないのか?」
「そんなことないですよ、仲良しですよ」
「嘘つくなよ!」
I氏、完全に誤解している。…これは面白いかも。
私はすぐにMにこの一件を報告し、二人で大爆笑。そしてその後「佐倉とMは実は仲が悪い」をI氏に完全に信じさせよう作戦が展開され、私の同期のAちゃんも「なんかあの二人の雰囲気がときどき怖い」などとI氏にさりげなく吹き込み、一度は信じさせたがけっこうすぐバレた。まあ本当はものすごく仲良しだからあんな会話ができるわけで、「ネタ」のとき以外の態度を見てれば一目瞭然。
それでも新しく入ったバイトの子が「佐倉さんとMさんって仲悪いんですか?」と、Aちゃんに真剣な顔で訊くなど、最初だけは誰もが引く。それが面白くてもうやめられない。4月に入ってくる新人が、いつまで騙されてくれるか楽しみだなぁ。悪い先輩。
ロッカールームにて
M「おはよう」
私「…よぅ」
M「あれ? 今日の服はおニュー?」
私「もう三年くらい着てるよ」(ものすごく冷たい口調)
M「そうだっけ? みたことない気がしたから」
私「見せたことねえだけだよ」
M「(近くの人に)こわー。今日も機嫌悪いね〜」
別の朝、ロッカールームにて
M「おはよう」
私「……」
M「口紅変えたね?」
私「変えてないよ」(もちろん冷たく)
M「そう? なんか雰囲気違うよ」
私「服の色が暗いからじゃない」
M「このあいだ買ったやつはつけてこないの?」
私「うるさいなー。いいじゃん別に」
M「うぅっ。(泣きマネ)またいじめられた〜」
周りにいる人たちも、最初はなんでそんな言い方するの? という顔をしていたが、気がつけば私とMのやりとりは検査室の一部で名物になっている。
こうなってくると期待に答えたくなるのが悲しいところで、Mは毎朝私の姿を見ると何か言うことを見つけようとしているのが分かるし、私もどう返してやろうかと、いつも考えている。さらに、単に私の寝起きが悪いから、朝だけ自然に険悪になってしまっていた会話だったのに、最近では別に機嫌が悪くない時でも、こんな会話が随所で展開されている。
そんなある日、上司のI氏が真剣な顔で私のところにきて、周りに誰もいないのを確認して訊いた。
「おまえ、Mのこと嫌いなんだろ?」
「は?」
「いつも一緒にいるけど、本当はいやなんじゃないのか?」
「そんなことないですよ、仲良しですよ」
「嘘つくなよ!」
I氏、完全に誤解している。…これは面白いかも。
私はすぐにMにこの一件を報告し、二人で大爆笑。そしてその後「佐倉とMは実は仲が悪い」をI氏に完全に信じさせよう作戦が展開され、私の同期のAちゃんも「なんかあの二人の雰囲気がときどき怖い」などとI氏にさりげなく吹き込み、一度は信じさせたがけっこうすぐバレた。まあ本当はものすごく仲良しだからあんな会話ができるわけで、「ネタ」のとき以外の態度を見てれば一目瞭然。
それでも新しく入ったバイトの子が「佐倉さんとMさんって仲悪いんですか?」と、Aちゃんに真剣な顔で訊くなど、最初だけは誰もが引く。それが面白くてもうやめられない。4月に入ってくる新人が、いつまで騙されてくれるか楽しみだなぁ。悪い先輩。
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農薬ぶっかけといてください。
2001年2月15日○注意書
お食事中の方、グロいモノが苦手な方、気の弱い方、有機野菜を安心して食べたい方、目黒寄生虫会館には行きたくない方、また行って気分が悪くなったことのある方はここから下はお読みにならないでください。
今日の昼休み、検査技師の控え室(休憩したり、食事をとったりする部屋)での出来事。
昼食は交代制なので、すでに食事が終わった人、食事中の人がそれぞれ思い思いにに休憩中。私も買ってきた弁当を広げて食べ始める。
「今はけっこう無農薬野菜とか出てるからるぇ、多いみたいよ」
何の話かな〜と耳を傾ける。
「前あったよね、ICUの患者が回虫吐いた事件」
あ〜あったあった。
以前吐血した患者が一緒に何か長い物体を吐いたというので検査室にコレは何か? と、看護婦さんがブツを持ってきたときの話だ。
かいちゅう【回虫・蛔虫】
線虫類カイチュウ科の人体寄生虫。形はミミズに似ているが節はなく、淡桃色ないし黄白色。雌は二〇〜四〇センチメートルで雄より大きく、雄は一五〜二五センチメートルで、尾端が鉤状に曲がる。卵が野菜や塵に付着して人体に侵入して、胃や小腸などで成虫となる。回虫症のほか異味症、虫垂炎などを起こす。<辞書より抜粋>
昔は日本でも誰もがおなかに飼っていた寄生虫だが、戦後、徹底的に駆虫が行われ、さらに化学肥料が使われだしたことで、寄生虫保有者は激減したが、このところの無農薬野菜ブームなどでまた患者は増えつつあるらしい。どのくらい増えているのかって詳しいことまでは知らないが。
「私は農薬かかってても、虫よりいいな」
食べながら言う私。
「だって今さら無農薬なんて言っても、もういろいろ食べてきちゃってるしねぇ。体に悪そうな真っ赤なウインナーとか、着色料使ってます、見たいな毒々しい色のお菓子とか」
「でも寄生虫がいなくなって花粉症とかが増えたって話もあるんだよね」
「う〜ん、どっちがいいかって言ってもねぇ…」
「寄生虫がいると痩せるしね。スーパーモデルが体型を保つために(寄生虫の)卵を飲むってほんとかなぁ?」
「そういえば、今って学校でギョウチュウ検査ってやってるの?」
…と会話は続いていく。ちなみに食事中。
まったく、医療系はちょっと常人とは神経が違うらしい。控え室では食事してたりお茶を飲んでいたりするが、「このあいだ牡蠣にあたって上から下から」とか「便の検体が来たよ」とか「さっき届いたおしっこ…」などという話がごく普通の話題として平気で語られる。
これ、職場でやっている分には一向に構わないのだが、問題は外でもついやってしまうことである。それもレストランとか飲み屋で。
また、私は風邪をひきそうになるとイソジンでうがいをして予防に努めるのだが、うがい液を希釈するのに尿検査用の紙コップを使っている。目盛りがついていて使いやすいし、内側が防水コートしてあるから何回もつかえて便利。ただ、一度病院のトイレでついうがいをしてしまったところにたまたま患者が入ってきてしまった。一瞬引いてたような…。そりゃそうか。飲尿療法でもやってるみたいだもんなぁ。
とにかく医療系はどこかおかしい、と思う。(これを読んでそれはおまえだけだ!と思った医療系の方がいたらすいません)回虫事件の日も、さすがに当日だけは「今日はうどんは食いたくねえ」と思ったものの、すぐに忘れた。内臓見た日に焼肉も食える。
ただ、うどんをゆでてたまたま1本こぼしてしまったのに気づかず、洗い物の時に流しのスミにへばりついたうどんを見たときちょっとビクッとしてしまうことはある。
お食事中の方、グロいモノが苦手な方、気の弱い方、有機野菜を安心して食べたい方、目黒寄生虫会館には行きたくない方、また行って気分が悪くなったことのある方はここから下はお読みにならないでください。
今日の昼休み、検査技師の控え室(休憩したり、食事をとったりする部屋)での出来事。
昼食は交代制なので、すでに食事が終わった人、食事中の人がそれぞれ思い思いにに休憩中。私も買ってきた弁当を広げて食べ始める。
「今はけっこう無農薬野菜とか出てるからるぇ、多いみたいよ」
何の話かな〜と耳を傾ける。
「前あったよね、ICUの患者が回虫吐いた事件」
あ〜あったあった。
以前吐血した患者が一緒に何か長い物体を吐いたというので検査室にコレは何か? と、看護婦さんがブツを持ってきたときの話だ。
かいちゅう【回虫・蛔虫】
線虫類カイチュウ科の人体寄生虫。形はミミズに似ているが節はなく、淡桃色ないし黄白色。雌は二〇〜四〇センチメートルで雄より大きく、雄は一五〜二五センチメートルで、尾端が鉤状に曲がる。卵が野菜や塵に付着して人体に侵入して、胃や小腸などで成虫となる。回虫症のほか異味症、虫垂炎などを起こす。<辞書より抜粋>
昔は日本でも誰もがおなかに飼っていた寄生虫だが、戦後、徹底的に駆虫が行われ、さらに化学肥料が使われだしたことで、寄生虫保有者は激減したが、このところの無農薬野菜ブームなどでまた患者は増えつつあるらしい。どのくらい増えているのかって詳しいことまでは知らないが。
「私は農薬かかってても、虫よりいいな」
食べながら言う私。
「だって今さら無農薬なんて言っても、もういろいろ食べてきちゃってるしねぇ。体に悪そうな真っ赤なウインナーとか、着色料使ってます、見たいな毒々しい色のお菓子とか」
「でも寄生虫がいなくなって花粉症とかが増えたって話もあるんだよね」
「う〜ん、どっちがいいかって言ってもねぇ…」
「寄生虫がいると痩せるしね。スーパーモデルが体型を保つために(寄生虫の)卵を飲むってほんとかなぁ?」
「そういえば、今って学校でギョウチュウ検査ってやってるの?」
…と会話は続いていく。ちなみに食事中。
まったく、医療系はちょっと常人とは神経が違うらしい。控え室では食事してたりお茶を飲んでいたりするが、「このあいだ牡蠣にあたって上から下から」とか「便の検体が来たよ」とか「さっき届いたおしっこ…」などという話がごく普通の話題として平気で語られる。
これ、職場でやっている分には一向に構わないのだが、問題は外でもついやってしまうことである。それもレストランとか飲み屋で。
また、私は風邪をひきそうになるとイソジンでうがいをして予防に努めるのだが、うがい液を希釈するのに尿検査用の紙コップを使っている。目盛りがついていて使いやすいし、内側が防水コートしてあるから何回もつかえて便利。ただ、一度病院のトイレでついうがいをしてしまったところにたまたま患者が入ってきてしまった。一瞬引いてたような…。そりゃそうか。飲尿療法でもやってるみたいだもんなぁ。
とにかく医療系はどこかおかしい、と思う。(これを読んでそれはおまえだけだ!と思った医療系の方がいたらすいません)回虫事件の日も、さすがに当日だけは「今日はうどんは食いたくねえ」と思ったものの、すぐに忘れた。内臓見た日に焼肉も食える。
ただ、うどんをゆでてたまたま1本こぼしてしまったのに気づかず、洗い物の時に流しのスミにへばりついたうどんを見たときちょっとビクッとしてしまうことはある。
塩っ辛くて脂っこいもの食わしてくれ。
2001年2月14日今月は本当に金がなかった。冗談抜きで、一日千秋の思いで給料日を待ちわびていた。何度も使っちゃいけない金に手が伸びかけた。しかし何とか耐え忍び、ついに明日が給料日というところまでやってきた。
金がなかったので、ここ二週間ほどまったく外食をしていない。ほぼ毎日自炊。やればできるじゃないか、私。が、自炊といっても食材はわびしく、白菜を一枚ずつ剥いてはスープにし、あとは買い置きできるベーコン、ハムなどの加工食品で細々とつなぐ日々。いや、でもそんなことは問題じゃない。
問題は、基本的に自分で料理をすると、薄味で低脂肪の料理が出来上がるということだ。生活習慣病は若いうちから気をつけるにこしたことはないし、そのこと自体はいいのだが、やっぱりこう健康的な食事が続くと、外食の、それも安いファミレスとかファーストフードの濃い味付けが無性に恋しくなる。体に悪そうなものが食いてぇ。今週に入ってからやけにそんなものを体が欲しがるようになった。
「明日給料日だし、ご飯食べに行こう」
今日職場の友人Mを誘ったが、
「土曜日飲みに行くんだから、明日はやめとこうよ」
と、あっさり断られた。M、おまえはそんなヤツだったのか。やたら痩せているのに私より食うくせに!
「外食は週一回にしてくれ…」
Mはそう付け足した。先月新車を買ったM。そうだった、私より金のない借金王。…しかし私の気持ちはおさまらない。
明日の夕食はケンタッキーに決定。…1人で。
金がなかったので、ここ二週間ほどまったく外食をしていない。ほぼ毎日自炊。やればできるじゃないか、私。が、自炊といっても食材はわびしく、白菜を一枚ずつ剥いてはスープにし、あとは買い置きできるベーコン、ハムなどの加工食品で細々とつなぐ日々。いや、でもそんなことは問題じゃない。
問題は、基本的に自分で料理をすると、薄味で低脂肪の料理が出来上がるということだ。生活習慣病は若いうちから気をつけるにこしたことはないし、そのこと自体はいいのだが、やっぱりこう健康的な食事が続くと、外食の、それも安いファミレスとかファーストフードの濃い味付けが無性に恋しくなる。体に悪そうなものが食いてぇ。今週に入ってからやけにそんなものを体が欲しがるようになった。
「明日給料日だし、ご飯食べに行こう」
今日職場の友人Mを誘ったが、
「土曜日飲みに行くんだから、明日はやめとこうよ」
と、あっさり断られた。M、おまえはそんなヤツだったのか。やたら痩せているのに私より食うくせに!
「外食は週一回にしてくれ…」
Mはそう付け足した。先月新車を買ったM。そうだった、私より金のない借金王。…しかし私の気持ちはおさまらない。
明日の夕食はケンタッキーに決定。…1人で。
ちょっと実家に帰ってみる。
2001年2月13日 3連休の残り2日、金もないし、とくに用もなかったが実家に帰ってみた。1人暮らしを始めたばかりのころは、実家に帰るとそれこそ歓迎ムードで、夕食には好物ばかり並んだりしたものだったが、いまや驚くほどほったらかし。朝ご飯(朝、という時間ではなかったが)は前日の残り物のパンだったりする。
もともと放任主義の両親は、よほど緊急の用がなければ電話もかけてこない。信用されているといえばそれまでなのだろうが、いい年して嫁にも行かず、遊びまくって金遣いの荒い娘を別の意味で心配しないものなのか。
そういえば久しぶりに帰ったというのに、弟にあった時間がやたら短かったな。いつものことだけど。土曜日にスキーだかボードだかに出かけた弟は、日曜に帰ってくると行って出かけたはずだったが、結局日曜の夜は帰らなかった。月曜日、帰らぬ弟のことなど放っておいて、母と私はお買い物。買い物から戻ったら、弟が帰っていた。カップラーメンを食べた形跡。…かわいそうに。誰もいない、何もない家で一人でカップラーメン…。弟の部屋を覗くとお昼寝中。やはり昨夜はたいして寝ていなかったのだろう。
数時間後、起きてきた弟が一言。「いつ帰ってきたの?」それはこっちのセリフじゃ!
とにかく金がないので、実家の冷蔵庫を物色していろいろ持ち出してきた。ジャガイモ、味噌、ヨーグルト、リポビタンD。失敗したのはネギをもらってきたこと。パッケージが甘かった。今朝、車に乗ったらネギ臭い! 朝からネギ臭〜い。いやあぁぁぁ!
気がつけば明日はバレンタインデー。最近チョコレートがやめられず、一日一回は必ず口にする「チョコレート中毒」の私。職場の冷蔵庫にマイチョコレートあり。しかしそれを買う資金がそろそろ厳しくなっている…。
誰か私にチョコレートをください。
ホワイトデーのお返しの保障はできませんが。
もともと放任主義の両親は、よほど緊急の用がなければ電話もかけてこない。信用されているといえばそれまでなのだろうが、いい年して嫁にも行かず、遊びまくって金遣いの荒い娘を別の意味で心配しないものなのか。
そういえば久しぶりに帰ったというのに、弟にあった時間がやたら短かったな。いつものことだけど。土曜日にスキーだかボードだかに出かけた弟は、日曜に帰ってくると行って出かけたはずだったが、結局日曜の夜は帰らなかった。月曜日、帰らぬ弟のことなど放っておいて、母と私はお買い物。買い物から戻ったら、弟が帰っていた。カップラーメンを食べた形跡。…かわいそうに。誰もいない、何もない家で一人でカップラーメン…。弟の部屋を覗くとお昼寝中。やはり昨夜はたいして寝ていなかったのだろう。
数時間後、起きてきた弟が一言。「いつ帰ってきたの?」それはこっちのセリフじゃ!
とにかく金がないので、実家の冷蔵庫を物色していろいろ持ち出してきた。ジャガイモ、味噌、ヨーグルト、リポビタンD。失敗したのはネギをもらってきたこと。パッケージが甘かった。今朝、車に乗ったらネギ臭い! 朝からネギ臭〜い。いやあぁぁぁ!
気がつけば明日はバレンタインデー。最近チョコレートがやめられず、一日一回は必ず口にする「チョコレート中毒」の私。職場の冷蔵庫にマイチョコレートあり。しかしそれを買う資金がそろそろ厳しくなっている…。
誰か私にチョコレートをください。
ホワイトデーのお返しの保障はできませんが。
採血で出会った人々
2001年2月12日 その日あったこと、感じたことといういわゆる日記以外にも、書きたいことがいっぱいあったのね、私ってば。せっかく空いている日付なので、小話を一つ。
臨床検査技師は検査目的の採血が許されていて、うちの病院では外来の採血を検査技師がやっている。私のように検体検査を担当する検査技師にとっては採血が患者と直接触れる唯一の機会だ。そんな採血現場で出会った忘れられない人たち。
それは8月のある暑い日、この真夏に黒の長袖のシャツといういでたちで、その患者は現れた。
「○○さ〜ん」と名前を呼んで、いつもの手順で採血の準備をする。患者は私の前で椅子に座ってから、おもむろにシャツの袖を捲り上げた。
あっ…! と思ったが顔には出せない。その患者の腕には…模様が…。刺青だ、うわぁ、初めて見た。タトゥーなんていう雰囲気じゃない。同じものだけど、やっぱりこれは「刺青」というのがふさわしい。手首の近くまで総柄のシャツを着てるみたいだ。(もしくは全身タイツ)
「ちょっときつく縛りますね〜」駆血帯を巻いて、アルコール綿を準備。血管なんか見えやしない。指で触って確認。ふ〜ん、普通の皮膚と、触り心地は一緒なのね…なんて感心してる場合じゃないっ! 血管血管…おお、大丈夫。しっかりしたのがあるよ。
アルコール綿で消毒。採血用のシリンジを用意して、さぁ刺すぞ、となったとき手の動きが止まる。「あれ? どこ刺しゃあいいんだ?」
しまった、血管見えないんだよ、模様のせいで。仕方なくもう一度指で触る。よしよし、ここだ、牡丹の花びらのふち。
「ちょーっとチクッとしますね〜」針を刺す時に私が言う定番のセリフ。しかし心の中では「こいつを彫るほうが痛いだろう」と思ってみたりして。ぷすっ…あ、上手く入った。ホッと一息。
無事採血が終わり、「お大事に〜」と送り出した後でどっと来た。怖ぇ。そういえばなんとなく雰囲気もそのスジの人っぽい。よかった…上手くいって、本当に。
あの時の腕に彫られた牡丹の花は今でも鮮明に思い出すことができる。初めての模様体験。私は普通の患者と何も変わらず扱って無事任務を遂行したが、今いっしょに働いている生理検査室(心電図や脳波をとる)の技師さんは上半身裸になったやはり模様つきの患者に思わずこういったそうだ。
「うわぁ〜、キレイですねぇ」
言われた方はまんざらでもなかったらしい。今度模様の人に出会ったら誉めてみようか、とも思ったが、私にはできそうもない。
強烈な人は他にもたくさんいたが、それはまた別の機会に…。
臨床検査技師は検査目的の採血が許されていて、うちの病院では外来の採血を検査技師がやっている。私のように検体検査を担当する検査技師にとっては採血が患者と直接触れる唯一の機会だ。そんな採血現場で出会った忘れられない人たち。
それは8月のある暑い日、この真夏に黒の長袖のシャツといういでたちで、その患者は現れた。
「○○さ〜ん」と名前を呼んで、いつもの手順で採血の準備をする。患者は私の前で椅子に座ってから、おもむろにシャツの袖を捲り上げた。
あっ…! と思ったが顔には出せない。その患者の腕には…模様が…。刺青だ、うわぁ、初めて見た。タトゥーなんていう雰囲気じゃない。同じものだけど、やっぱりこれは「刺青」というのがふさわしい。手首の近くまで総柄のシャツを着てるみたいだ。(もしくは全身タイツ)
「ちょっときつく縛りますね〜」駆血帯を巻いて、アルコール綿を準備。血管なんか見えやしない。指で触って確認。ふ〜ん、普通の皮膚と、触り心地は一緒なのね…なんて感心してる場合じゃないっ! 血管血管…おお、大丈夫。しっかりしたのがあるよ。
アルコール綿で消毒。採血用のシリンジを用意して、さぁ刺すぞ、となったとき手の動きが止まる。「あれ? どこ刺しゃあいいんだ?」
しまった、血管見えないんだよ、模様のせいで。仕方なくもう一度指で触る。よしよし、ここだ、牡丹の花びらのふち。
「ちょーっとチクッとしますね〜」針を刺す時に私が言う定番のセリフ。しかし心の中では「こいつを彫るほうが痛いだろう」と思ってみたりして。ぷすっ…あ、上手く入った。ホッと一息。
無事採血が終わり、「お大事に〜」と送り出した後でどっと来た。怖ぇ。そういえばなんとなく雰囲気もそのスジの人っぽい。よかった…上手くいって、本当に。
あの時の腕に彫られた牡丹の花は今でも鮮明に思い出すことができる。初めての模様体験。私は普通の患者と何も変わらず扱って無事任務を遂行したが、今いっしょに働いている生理検査室(心電図や脳波をとる)の技師さんは上半身裸になったやはり模様つきの患者に思わずこういったそうだ。
「うわぁ〜、キレイですねぇ」
言われた方はまんざらでもなかったらしい。今度模様の人に出会ったら誉めてみようか、とも思ったが、私にはできそうもない。
強烈な人は他にもたくさんいたが、それはまた別の機会に…。
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早起きは三文の得か?
2001年2月11日 昨日はドライブ疲れで目が痛かったので、深夜番組も見ず大人しく寝た。今日は目が覚めるまで絶対起きないつもりだった。
なのに9時に電話が…。嫌な予感だ。こんな時間に休日の私を起こす度胸のある友人はいない。ということは職場からだ。日曜の当番の人が測定機器でも壊したか…わけのわからない結果が出てしまったのか…。
「ぅぁい」と今まで寝てました、という声で電話に出ると、やっぱりそうだった。機械の立ち上げに失敗したらしい。勘弁してくれよ、マニュアルどおりにやってなんで失敗するんだよ。一応対処法を教え、また布団に戻る。絶対またかかってくるだろうな、と思いつつ…。
二度目の電話。もう面倒だったので、最終手段を教える。本当はあまりやってほしくない方法だが、今起きて、病院に行くのは絶対嫌だ。
三度目の電話。ダメか〜と思ったら、復帰したとのこと。出勤せずにすんだのはよかったが、完全に目が覚めてしまい、そのまま起きた。ちっくしょう! 休みの日は昼まで寝てるのが楽しみなのにぃ。
休日当番が誰なのかによって安心して寝ていられる日とそうでない日とがある。今日の人は確かに心配だったんだ…。やっぱり実家に帰っておくべきだったな。
昨日友達がデジカメを持ってきていて、その映像が送られてきた。いいなぁ〜私もデジカメほしい。金さえあれば…そうだ、カードで買って夏のボーナス一括払いって手もあるぞ。ってまだ寒いじゃん! 夏のボーナスって、あんた。でも、去年の8月にどうしても眼鏡を買い替えなければならなくなって、旅行を目前に控えて金がなかった私は堂々と「冬のボーナス一括払いでお願いします」と言っている。前科一犯。夏が怖い。もらった時にはすでに無しかもね。
なのに9時に電話が…。嫌な予感だ。こんな時間に休日の私を起こす度胸のある友人はいない。ということは職場からだ。日曜の当番の人が測定機器でも壊したか…わけのわからない結果が出てしまったのか…。
「ぅぁい」と今まで寝てました、という声で電話に出ると、やっぱりそうだった。機械の立ち上げに失敗したらしい。勘弁してくれよ、マニュアルどおりにやってなんで失敗するんだよ。一応対処法を教え、また布団に戻る。絶対またかかってくるだろうな、と思いつつ…。
二度目の電話。もう面倒だったので、最終手段を教える。本当はあまりやってほしくない方法だが、今起きて、病院に行くのは絶対嫌だ。
三度目の電話。ダメか〜と思ったら、復帰したとのこと。出勤せずにすんだのはよかったが、完全に目が覚めてしまい、そのまま起きた。ちっくしょう! 休みの日は昼まで寝てるのが楽しみなのにぃ。
休日当番が誰なのかによって安心して寝ていられる日とそうでない日とがある。今日の人は確かに心配だったんだ…。やっぱり実家に帰っておくべきだったな。
昨日友達がデジカメを持ってきていて、その映像が送られてきた。いいなぁ〜私もデジカメほしい。金さえあれば…そうだ、カードで買って夏のボーナス一括払いって手もあるぞ。ってまだ寒いじゃん! 夏のボーナスって、あんた。でも、去年の8月にどうしても眼鏡を買い替えなければならなくなって、旅行を目前に控えて金がなかった私は堂々と「冬のボーナス一括払いでお願いします」と言っている。前科一犯。夏が怖い。もらった時にはすでに無しかもね。
3連休初日からハードスケジュール
2001年2月10日 ひゃ〜、今日は8時間くらい車運転しちゃったよ。背中と腕の付け根が痛い…。やばいっ、衰えが。
とあるモータースポーツの選手に夢中になっている友人に付き合って、その選手のサイン会に行って来た。選手にも、モータースポーツにもまったく興味のない私だったが、その選手にサインをもらい、握手をしてもらい、ツーショット写真をとってもらい、さらに少し会話までできた友人がうらやましくて仕方ない。とにかく、とてもフレンドリーな感じのイベントだったのよ。ああ〜、私もそんなふうに接してみたい憧れの人(たち)がいるのにぃ〜。
あっ…眠い。そういや、昨夜の睡眠時間4時間くらいだ。その倍は車に乗ってたんだなぁ。もう…寝るか。
とあるモータースポーツの選手に夢中になっている友人に付き合って、その選手のサイン会に行って来た。選手にも、モータースポーツにもまったく興味のない私だったが、その選手にサインをもらい、握手をしてもらい、ツーショット写真をとってもらい、さらに少し会話までできた友人がうらやましくて仕方ない。とにかく、とてもフレンドリーな感じのイベントだったのよ。ああ〜、私もそんなふうに接してみたい憧れの人(たち)がいるのにぃ〜。
あっ…眠い。そういや、昨夜の睡眠時間4時間くらいだ。その倍は車に乗ってたんだなぁ。もう…寝るか。
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めまいの嵐
2001年2月8日 2、3ヶ月に一度くらい、回転性のめまいに襲われる。原因は不明。とりあえず脳に異常はなかったので、多分内耳性のものだろう。本当にときどきなので、日常生活には支障もなく放っておいたのだが、けっこう大事な時に発作が起こるのが困りものだ。
昨日また雪が降り、職場に家が近い私は「明日遅刻したらごめん」という家が遠い方々の期待を集めていた。ところが昨夜、突然来た。まっすぐ歩けないほどのけっこう重めの発作。「やばい」と思って早めに横になるものの、そこは不眠症、結局すぐには眠れずまたしても寝不足。朝起きたら気分は最悪。
でも「行かなきゃ…」の思いに動かされ、何とか出勤。ところが雪はあらかた溶けていて、家が遠い人ほど早めに家を出てきたため早く出勤しているという状態。なんだよ、休んどけばよかった。早退しようかとも思ったが、もうめんどくさいから仕事してきた。ただ、顕微鏡は最悪。吐く…と何度思ったことか。
やっぱり寝不足が続きすぎたのも原因の一つだろうな。そろそろ最終兵器・ハルシオンの登場か?
でもま、とりあえず今日は乗り切ったし、やっぱ酒だな、酒。
昨日また雪が降り、職場に家が近い私は「明日遅刻したらごめん」という家が遠い方々の期待を集めていた。ところが昨夜、突然来た。まっすぐ歩けないほどのけっこう重めの発作。「やばい」と思って早めに横になるものの、そこは不眠症、結局すぐには眠れずまたしても寝不足。朝起きたら気分は最悪。
でも「行かなきゃ…」の思いに動かされ、何とか出勤。ところが雪はあらかた溶けていて、家が遠い人ほど早めに家を出てきたため早く出勤しているという状態。なんだよ、休んどけばよかった。早退しようかとも思ったが、もうめんどくさいから仕事してきた。ただ、顕微鏡は最悪。吐く…と何度思ったことか。
やっぱり寝不足が続きすぎたのも原因の一つだろうな。そろそろ最終兵器・ハルシオンの登場か?
でもま、とりあえず今日は乗り切ったし、やっぱ酒だな、酒。
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貧乏です
2001年2月7日 毎月思う。来月こそは計画的に使う、余計なものは絶対買わない。服は買わない。いっぱい持ってる。もうたんすに入りきらない。バッグも買わない。いっぱい持ってる。もう置く場所がない。ピアスも買わない。いっぱい持ってる。ケースに入りきらない。靴も買わない。以下同文。
なのにやっぱり毎月同じ過ちを繰り返す。給料が入ったとたん、それまでのあまりに禁欲的な生活の反動か、気がつくと諭吉が何人も手元を去ってゆく。
それにしても今月は厳しすぎる。いつもにも増して金がない。仕方ない、今度の3連休さえ乗り切れば、来週には給料入るし、大人しくしていよう…なんて時に限って、普段電話もメールも来ないようなヤツからお誘いのメールが来るんだよ。遠くに住んでてめったに会えないし、そりゃ遊びたいさ。でも、なんで10日になんて言いやがるんだよ! 金がないのよ、金が。
だめだめ、今回ばかりは行けないよ、私。
返信メール
「OK、OK。10日、空いてるよ。久しぶりだね、楽しみにしてる」
また、目先の誘惑に負けた。…根性なしっ!!
なのにやっぱり毎月同じ過ちを繰り返す。給料が入ったとたん、それまでのあまりに禁欲的な生活の反動か、気がつくと諭吉が何人も手元を去ってゆく。
それにしても今月は厳しすぎる。いつもにも増して金がない。仕方ない、今度の3連休さえ乗り切れば、来週には給料入るし、大人しくしていよう…なんて時に限って、普段電話もメールも来ないようなヤツからお誘いのメールが来るんだよ。遠くに住んでてめったに会えないし、そりゃ遊びたいさ。でも、なんで10日になんて言いやがるんだよ! 金がないのよ、金が。
だめだめ、今回ばかりは行けないよ、私。
返信メール
「OK、OK。10日、空いてるよ。久しぶりだね、楽しみにしてる」
また、目先の誘惑に負けた。…根性なしっ!!
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献血した
2001年2月6日 仕事を休んで朝から献血に行った。有給を取ったのは午後から用事があったためで献血のためではなかったが、午前中いっぱい寝ているというのは時間がもったいないので、2ヵ月ぶりに成分献血。
今の職場に勤めてから、年に2、3回は献血をするようになった。不思議なもので、献血はリピーター(?)が多い気がする。やる人は何回もやるし、やらない人は絶対やらない。献血を進んでやる人は、なぜやるんだろう。血液を必要としている見知らぬ誰かを助けたいから? それこそが献血の精神なのかもしれないが、私の場合はどちらかというと自分と同じ立場の人のためというのと、あとは自己満足のためかなぁ。
今の病院に勤めて、2年目に輸血検査の担当になった。輸血部などない小規模病院なので、何から何までほとんど1人でやらされた。その中で1番嫌だったのが、血液センター(日赤)とのやり取りだった。
病院の規模のわりには大手術も多い専門病院のうえ、白血病患者を多数抱えているため、とにかく面倒な発注が多い。肝切除のオペの時などには医師側から大量の製剤をオーダーされるが、使わなかったときのことを考えるとまともにセンターに発注して、余ったりしたらと思うと恐ろしい。返品はできないのだから。血液製剤は高い。余った分は病院の持ち出しということになるが、それ以上にうちの病院で余らせたために、他の病院で足りなくなったなんてことになったらそれこそ大変な問題だ。毎日毎日、来る日も来る日も、オーダーの伝票とセンターへの発注票とのにらめっこ。精神的に参って不眠症発症。慢性胃炎再発。…ギブ。今は担当を外れたが、相変わらず入眠障害が癖になってしまったし、胃も悪い。
血液がないと困る患者が居る。でも、血液のことで悩む医療現場がある。だから献血しようかな、という気にもなる。だから9割は自己満足。他人のためじゃなくて自分のため。でもみんなそんなもんだろう? なんとなくいいことした気分になるからってだけでも十分だよ。
こんなに苦労して、身体まで壊して、一生懸命やってるのに、「血液製剤が捨てられている」なんてニュースが流れると、こめかみのあたりで何かがプチッと切れる音がする。病院のミス(冷蔵庫の温度管理不備とか)で製剤をだめにしたのならともかく、日赤だって病院だって、捨てたくて捨ててるんじゃねぇんだよ! 側面だけ見て勝手なこと言うんじゃねぇよ! 私の苦労はなんなんだよ! …結局自分のことなんだけどね。ただ、そんなニュースで「捨てられるのなら献血しない」という人が出てくるのは事実なんだから、もっとちゃんと知ってほしいよ、現場の苦労も。いいじゃん、血なんて健康なら毎日作られてるんだから。
でも、何度やっても献血の採血針は恐ろしいわ。太いって、マジで。ペンネみたいだって友達が言ったけど、まったくその通り。前に準備中の看護婦さんに「その針、何ゲージですか?」って訊いたら、「17ゲージです」って言われちゃった。検査目的の採血の針が21ゲージくらいで、数字が少なくなるほど太くなる…17? 針の穴に別の針が通りそうだもんな。でも悲しいかな、医療人。刺す瞬間を見守らずにはいられない。一応、ちゃんと刺さってるかなって気になるし。そういえば、採血してて思うんだけど、男の人のほうが刺した瞬間、手をビクッとさせたり、やたら痛がったりする。生物学的に、女性の方が男性より痛みに強いって話を聞いたことがあるけど、なんか納得する。なんたって女性は子供を産まなきゃならないからね。そういうことね、と思ってても、そんな男を見ると「大丈夫ですか〜」なんて優しく言いながらも、「根性なしが!」と心の中では毒づいている。でも笑顔。
今の職場に勤めてから、年に2、3回は献血をするようになった。不思議なもので、献血はリピーター(?)が多い気がする。やる人は何回もやるし、やらない人は絶対やらない。献血を進んでやる人は、なぜやるんだろう。血液を必要としている見知らぬ誰かを助けたいから? それこそが献血の精神なのかもしれないが、私の場合はどちらかというと自分と同じ立場の人のためというのと、あとは自己満足のためかなぁ。
今の病院に勤めて、2年目に輸血検査の担当になった。輸血部などない小規模病院なので、何から何までほとんど1人でやらされた。その中で1番嫌だったのが、血液センター(日赤)とのやり取りだった。
病院の規模のわりには大手術も多い専門病院のうえ、白血病患者を多数抱えているため、とにかく面倒な発注が多い。肝切除のオペの時などには医師側から大量の製剤をオーダーされるが、使わなかったときのことを考えるとまともにセンターに発注して、余ったりしたらと思うと恐ろしい。返品はできないのだから。血液製剤は高い。余った分は病院の持ち出しということになるが、それ以上にうちの病院で余らせたために、他の病院で足りなくなったなんてことになったらそれこそ大変な問題だ。毎日毎日、来る日も来る日も、オーダーの伝票とセンターへの発注票とのにらめっこ。精神的に参って不眠症発症。慢性胃炎再発。…ギブ。今は担当を外れたが、相変わらず入眠障害が癖になってしまったし、胃も悪い。
血液がないと困る患者が居る。でも、血液のことで悩む医療現場がある。だから献血しようかな、という気にもなる。だから9割は自己満足。他人のためじゃなくて自分のため。でもみんなそんなもんだろう? なんとなくいいことした気分になるからってだけでも十分だよ。
こんなに苦労して、身体まで壊して、一生懸命やってるのに、「血液製剤が捨てられている」なんてニュースが流れると、こめかみのあたりで何かがプチッと切れる音がする。病院のミス(冷蔵庫の温度管理不備とか)で製剤をだめにしたのならともかく、日赤だって病院だって、捨てたくて捨ててるんじゃねぇんだよ! 側面だけ見て勝手なこと言うんじゃねぇよ! 私の苦労はなんなんだよ! …結局自分のことなんだけどね。ただ、そんなニュースで「捨てられるのなら献血しない」という人が出てくるのは事実なんだから、もっとちゃんと知ってほしいよ、現場の苦労も。いいじゃん、血なんて健康なら毎日作られてるんだから。
でも、何度やっても献血の採血針は恐ろしいわ。太いって、マジで。ペンネみたいだって友達が言ったけど、まったくその通り。前に準備中の看護婦さんに「その針、何ゲージですか?」って訊いたら、「17ゲージです」って言われちゃった。検査目的の採血の針が21ゲージくらいで、数字が少なくなるほど太くなる…17? 針の穴に別の針が通りそうだもんな。でも悲しいかな、医療人。刺す瞬間を見守らずにはいられない。一応、ちゃんと刺さってるかなって気になるし。そういえば、採血してて思うんだけど、男の人のほうが刺した瞬間、手をビクッとさせたり、やたら痛がったりする。生物学的に、女性の方が男性より痛みに強いって話を聞いたことがあるけど、なんか納得する。なんたって女性は子供を産まなきゃならないからね。そういうことね、と思ってても、そんな男を見ると「大丈夫ですか〜」なんて優しく言いながらも、「根性なしが!」と心の中では毒づいている。でも笑顔。
今日の日記
2001年2月5日 いろんなことを考えすぎては落ち込みがちになる私が、自分の気持ちを文章という形にすることで、心の整理をつけるということを始めたのは4年前の冬だった。
もともとは、勤めていた会社を辞める、辞めないでとにかくもめて、ストレスで体調を崩し、心身ともにボロボロになっていた頃に、つらい気持ちやちょっとした心の変化などを書き連ねることで始まった。
4年のうちにそれはただの愚痴ノートではなくなって、読み直してみたらまぁいろいろ書いてあるんだわ。そのほとんどがいい年して「あれにはまった」「これに転んだ」みたいな内容ばかり。バカだこいつ…。
まあいいさ。自分のことを何かに留めておくっていうのも悪くない。ノートがパソコンに、ペンがキーボードになっただけ。好きなことを書いて、あとで読み直して笑って、ついでに知らない誰かの目に触れて、「なんだこいつ」と思ってもらえたらそれはそれで面白いかな。
とりあえず、今日あったこと。午前中、上司にキレまくりながらずっと顕微鏡。午後、上司が会議。仕事しなかった。眠くて、頭がボーっとしてたから…。
不眠症も今回は長いなぁ。たいてい一ヶ月くらい眠れない日々を送ったら自然と眠れるようになるのに。気がつけば…ああ、年内から眠れてないんだな。夜になると吐き気がする。そろそろ身体が限界だよ。これでベッドに入っても眠れないのが不思議だ。
ま、今日のところはとりあえず飲んで寝よう。
もともとは、勤めていた会社を辞める、辞めないでとにかくもめて、ストレスで体調を崩し、心身ともにボロボロになっていた頃に、つらい気持ちやちょっとした心の変化などを書き連ねることで始まった。
4年のうちにそれはただの愚痴ノートではなくなって、読み直してみたらまぁいろいろ書いてあるんだわ。そのほとんどがいい年して「あれにはまった」「これに転んだ」みたいな内容ばかり。バカだこいつ…。
まあいいさ。自分のことを何かに留めておくっていうのも悪くない。ノートがパソコンに、ペンがキーボードになっただけ。好きなことを書いて、あとで読み直して笑って、ついでに知らない誰かの目に触れて、「なんだこいつ」と思ってもらえたらそれはそれで面白いかな。
とりあえず、今日あったこと。午前中、上司にキレまくりながらずっと顕微鏡。午後、上司が会議。仕事しなかった。眠くて、頭がボーっとしてたから…。
不眠症も今回は長いなぁ。たいてい一ヶ月くらい眠れない日々を送ったら自然と眠れるようになるのに。気がつけば…ああ、年内から眠れてないんだな。夜になると吐き気がする。そろそろ身体が限界だよ。これでベッドに入っても眠れないのが不思議だ。
ま、今日のところはとりあえず飲んで寝よう。
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