嵐の前の静けさか?
2001年8月16日盆に仕事をしている人って少なくはないんだよね。
でも、朝の空いた道を走り抜けるときは、
「ちくしょう、みんな寝てやがる」
って思うよ。
でも仕事はヒマだった。
こんな日もあるんだねぇ…っていうくらい。
ただ、やっぱりお盆に夏休みをとる人も多いから、人も少ない。なので朝だけは忙しいんだけど。
なにが良いかって、上がいないことなのよ。
お目付け役のいなくなった午後の検査部に流れるなんともまったりとした空気…。
午後いっぱいフラフラフラフラ…ときどき居眠りしたりして。
いいじゃん、今だけなんだから。
やっと8月1日にひとつ仕事が終わったのに、また部長から宿題出ちゃったもんなぁ。
来週からまた忙しくなりそうだよ。
明日いっぱい、サボりまくります。
でも、朝の空いた道を走り抜けるときは、
「ちくしょう、みんな寝てやがる」
って思うよ。
でも仕事はヒマだった。
こんな日もあるんだねぇ…っていうくらい。
ただ、やっぱりお盆に夏休みをとる人も多いから、人も少ない。なので朝だけは忙しいんだけど。
なにが良いかって、上がいないことなのよ。
お目付け役のいなくなった午後の検査部に流れるなんともまったりとした空気…。
午後いっぱいフラフラフラフラ…ときどき居眠りしたりして。
いいじゃん、今だけなんだから。
やっと8月1日にひとつ仕事が終わったのに、また部長から宿題出ちゃったもんなぁ。
来週からまた忙しくなりそうだよ。
明日いっぱい、サボりまくります。
限界です…
2001年8月15日この寝不足…。
顕微鏡の接眼レンズに何度突っ込んだことか。
終いには、視野を自分で動かしているのか、自分の目が回っているのか分からなくなった。
…吐くかと思った。
寝ます。
顕微鏡の接眼レンズに何度突っ込んだことか。
終いには、視野を自分で動かしているのか、自分の目が回っているのか分からなくなった。
…吐くかと思った。
寝ます。
慢性期の急性転化&やっぱり急性期
2001年8月12日「おしゃれカンケイ」にCHAGE&ASKA出演。
こういう純粋トーク番組に出ることなんて珍しい。
いやー、久々に見る彼らのナチュラルなトークは忘れていた何かを呼び覚まします♪
彼らの魅力、音楽はもちろん、ふたりの関係が面白い。
一見まったく違うキャラクター、そしてやっぱり正反対のキャラクター。
テレビ的に見たら、盛り上げ役のCHAGE氏、二枚目役のASKA氏。
コンサートでは一変、A氏喋る喋る…。
だいたいライブでの表情を知らない人を連れて行くと、
「こんなに喋る人とは思わなかった」
この二人がお互いのことを悪く言うのを聞いたことがない。
相棒のことを話すときはお互い「コイツはねぇ」「いやいや、コイツなんか…」と、ものすごく楽しそうに話すんだ。
もちろん歌う時のかっこよさは言うに及ばず。
時に甘く、時に鋭く、そして最後は必ずあったかい気持ちにさせてくれる。
観に来た人が、来て良かったって心から思える素敵なステージを見せてくれる。
秋からのツアーが今から楽しみだわ♪
考えてみればファンになって10年目だわ。
10代だったもんなぁ、初めて知ったときは。
二人を追い続けた10年を思い出しつつ、いつものようにPCを立ち上げ、ネプの某ファンサイトへ…。
なにっ!
テレビジョンに今秋のネプのドラマの写真!?
時刻は11:00p.m.
車のキーを引っ掴み、小雨の中、深夜まで開いてるはずのTSUTAYAへ走る。
(コンビニに行きゃいいんだけど、余計なものを買いそうなので敢えて却下)
店に駆け込んだ瞬間!
???
見慣れない景色。
ここはどこ?
TSUTAYAの書店エリアが、BOOK OFFに変わってた。
ついこの間来た時は、たしかに本屋だったのに…。
結局、途中寄ったコンビニでもお目当てのものは手に入らず、悔し紛れにシュークリーム買って帰った。
…ああ、食べたさ。
オチは要らないんだよ、今日は気分良く終わりたかったのに!
追伸:信州のK子さま。
C&Aコンサートはメチャメチャいいですよ。
期待しててね。
こういう純粋トーク番組に出ることなんて珍しい。
いやー、久々に見る彼らのナチュラルなトークは忘れていた何かを呼び覚まします♪
彼らの魅力、音楽はもちろん、ふたりの関係が面白い。
一見まったく違うキャラクター、そしてやっぱり正反対のキャラクター。
テレビ的に見たら、盛り上げ役のCHAGE氏、二枚目役のASKA氏。
コンサートでは一変、A氏喋る喋る…。
だいたいライブでの表情を知らない人を連れて行くと、
「こんなに喋る人とは思わなかった」
この二人がお互いのことを悪く言うのを聞いたことがない。
相棒のことを話すときはお互い「コイツはねぇ」「いやいや、コイツなんか…」と、ものすごく楽しそうに話すんだ。
もちろん歌う時のかっこよさは言うに及ばず。
時に甘く、時に鋭く、そして最後は必ずあったかい気持ちにさせてくれる。
観に来た人が、来て良かったって心から思える素敵なステージを見せてくれる。
秋からのツアーが今から楽しみだわ♪
考えてみればファンになって10年目だわ。
10代だったもんなぁ、初めて知ったときは。
二人を追い続けた10年を思い出しつつ、いつものようにPCを立ち上げ、ネプの某ファンサイトへ…。
なにっ!
テレビジョンに今秋のネプのドラマの写真!?
時刻は11:00p.m.
車のキーを引っ掴み、小雨の中、深夜まで開いてるはずのTSUTAYAへ走る。
(コンビニに行きゃいいんだけど、余計なものを買いそうなので敢えて却下)
店に駆け込んだ瞬間!
???
見慣れない景色。
ここはどこ?
TSUTAYAの書店エリアが、BOOK OFFに変わってた。
ついこの間来た時は、たしかに本屋だったのに…。
結局、途中寄ったコンビニでもお目当てのものは手に入らず、悔し紛れにシュークリーム買って帰った。
…ああ、食べたさ。
オチは要らないんだよ、今日は気分良く終わりたかったのに!
追伸:信州のK子さま。
C&Aコンサートはメチャメチャいいですよ。
期待しててね。
そんな職場です
2001年8月9日夕方の控え室。
残っていたのは私、同期のA、先輩技師のKさん、今年のフレッシャーズ2人組SちゃんとNちゃん。以上すべて女性。
そしてその中にポツンとSさん(♂)。
控え室には女性が大半の職場らしく、あらゆる通販カタログが散乱している。
S&Nのギャル2人がキャッキャしながらカタログを見ていた。
セ○ールの下着カタログを…。
「これは寄せて上げるタイプじゃないよ」
「Sちゃんは寄せなくっても谷間あるじゃん」
「これ可愛いけどちょっとHっぽいよね」
すごく楽しそうだ。
あっ、Sさんが黙ってカップを洗って出て行ったよ。
キミたち、それは立派なセクハラだよ。
残っていたのは私、同期のA、先輩技師のKさん、今年のフレッシャーズ2人組SちゃんとNちゃん。以上すべて女性。
そしてその中にポツンとSさん(♂)。
控え室には女性が大半の職場らしく、あらゆる通販カタログが散乱している。
S&Nのギャル2人がキャッキャしながらカタログを見ていた。
セ○ールの下着カタログを…。
「これは寄せて上げるタイプじゃないよ」
「Sちゃんは寄せなくっても谷間あるじゃん」
「これ可愛いけどちょっとHっぽいよね」
すごく楽しそうだ。
あっ、Sさんが黙ってカップを洗って出て行ったよ。
キミたち、それは立派なセクハラだよ。
明日の朝、また反省する。
2001年8月8日寝不足で、濃いコーヒーを飲みながら必死で顕微鏡を見て、フラメンコのターンで倒れそうになって、今日は絶対早く寝ようって思ったのに、もう1:45じゃねーかよ。
いい加減にしろよ、もう。
明日こそ顕微鏡見ながら吐くぞ。
あ、明日は採血だ。
明日私に採られる人、運が悪かったと思って諦めて。
いい加減にしろよ、もう。
明日こそ顕微鏡見ながら吐くぞ。
あ、明日は採血だ。
明日私に採られる人、運が悪かったと思って諦めて。
健康列島日本(健康番組多すぎ)
2001年8月6日採血の時、
「血液で癌が分かるんですか?」
という質問がわりとある。
以前は返事に困る質問だったが、最近は腫瘍マーカーの説明を簡単にして、
「(癌が)あるかもしれないという目安ですね」
などと言っているうちに採血タイムも終わるので、それほど戸惑わなくなった。
しかしそれに代わる最近1番困る質問、それは。
「さらさら血、どろどろ血って分かります?」
分からん!
そもそも何じゃそりゃ。
「最近テレビでよくやってますよね」
あー、知ってる知ってる。
ためして○ッテンとか、あ○○る大事典でしょ。みのさんの番組でもいいや。
さらさらとか、どろどろとかっていうその根拠を知りたい。
っつーか、そのさらさらどろどろの生化学的、または血液学的なデータをくれ。
貧血の人の血は水っぽくて、たしかにさらさらだよ。
でもそれとは違うだろ?
総蛋白が病的に高い人の血はどろどろって感じがする。
でもそれも違うだろ?
だってそれじゃあ骨髄腫の患者になっちゃうもんな。
それとも赤血球の変形能とか、そういうやつなの?
そういえば、卒業研究でそんなのやったなぁ…(遠い目)
でもこのところ本当にこの質問が多い。
しょうがねぇ、あるあるとガッテンのHPでも見てくるか…。
…で、とりあえず見て来た。
中性脂肪…らしい。
ふーん、そうなんだぁ。
それならノープロブレム。
40分待て、結果を出してやる!
それにしても番組見ててもぜんぜん頭に入ってなかったな。
でも、明日から
「中性脂肪が高いとどろどろって言うみたいですよー」
って言っていいのかなぁ。
「血液で癌が分かるんですか?」
という質問がわりとある。
以前は返事に困る質問だったが、最近は腫瘍マーカーの説明を簡単にして、
「(癌が)あるかもしれないという目安ですね」
などと言っているうちに採血タイムも終わるので、それほど戸惑わなくなった。
しかしそれに代わる最近1番困る質問、それは。
「さらさら血、どろどろ血って分かります?」
分からん!
そもそも何じゃそりゃ。
「最近テレビでよくやってますよね」
あー、知ってる知ってる。
ためして○ッテンとか、あ○○る大事典でしょ。みのさんの番組でもいいや。
さらさらとか、どろどろとかっていうその根拠を知りたい。
っつーか、そのさらさらどろどろの生化学的、または血液学的なデータをくれ。
貧血の人の血は水っぽくて、たしかにさらさらだよ。
でもそれとは違うだろ?
総蛋白が病的に高い人の血はどろどろって感じがする。
でもそれも違うだろ?
だってそれじゃあ骨髄腫の患者になっちゃうもんな。
それとも赤血球の変形能とか、そういうやつなの?
そういえば、卒業研究でそんなのやったなぁ…(遠い目)
でもこのところ本当にこの質問が多い。
しょうがねぇ、あるあるとガッテンのHPでも見てくるか…。
…で、とりあえず見て来た。
中性脂肪…らしい。
ふーん、そうなんだぁ。
それならノープロブレム。
40分待て、結果を出してやる!
それにしても番組見ててもぜんぜん頭に入ってなかったな。
でも、明日から
「中性脂肪が高いとどろどろって言うみたいですよー」
って言っていいのかなぁ。
教えることの難しさ
2001年8月4日今週はすごかった。
週の始まり日曜日にネプ単独ライブ、そして週の終わりの今日土曜日にゴーゴゴーの観覧。
な〜んて素敵な1週間。
…それはまあいいとして、その間に挟まれた月曜〜金曜のことでいろいろ悩んでいる。
今、検査室に病院実習の学生が来ている。
今のセクションは担当2年目だというのに、血液検査室に2週間いる学生を指導しなければならなくなった。
問題は、私自身が人に教えるレベルには達していないことだ。
4月に今までの担当者が異動してしまい、突然起きたこの事態。
とりあえず教科書を引っ張り出して勉強開始。
検査室の資料保管室から今までの勉強会の資料、学会誌などを探して指導用の資料を作る。
最終的には前日に必死で頭に叩き込んだことを、付け焼刃で学生に説明するということを繰り返し、なんとか5人中2人までの実習を終えることができた。
そんな自分の力のなさを痛感したこともあり、この間の山形での研修は自分から行かせてくれと頼んで参加してきた。
その研修中、3人目の学生が血液に回って来た。
実質10日の実習日のうち、3日間不在にしてしまうが、今までの学生を見てきた感じでは大丈夫だろうと思っていた。
研修の前日、3日間にやることを念入りに説明し、標本を何枚か渡し、血液検査室の他の人にも学生のことをよ〜く頼んで出かけた。
今週月曜日、忙しい時間帯が一段落したあとで学生を呼び、先週のことをいろいろ訊いた。
でもなにを訊いても「…?」って感じ。
なんなの? この子大丈夫?
とにかくこの学生はなにを訊いてもはっきりと返事を返さない。
例えば
「血算で使う採血管に入っている抗凝固剤は?」
と訊いても、
「………(下を向いたままのこの間が異常に長い)EDTA……?」
聞き取れないくらいの声で言いながら上目遣いでこちらを見る。
「じゃあ凝固で使うのは?」
「………ヘパリン……?」
「ヘパリン?」
「えっ……と………」
「じゃあ、グルコースは?」
「………………」
「じゃあ明日までの宿題ね。血算、凝固、グルコース、それから血ガスで使う抗凝固剤と、その作用について、明日また訊くから」
「はい、分かりました」
で、翌日。
「昨日の続きね。凝固で使ってる抗凝固剤は?」
「クエン酸」
「グルコース」
「フッ化ナトリウム」
「血ガス」
「ヘパリン」
「じゃあクエン酸ナトリウムと血液の割合は?」
「………割合……?……えっ………と…」
「割合はすごく大事なんだけど。読んでこなかったの?」
「………」
「じゃあ今ちょっと調べて」
つい口調がきつくなってしまう。
納期が8月1日の仕事を抱えていたからなおさらだ。
じっくり教えてあげたいが、こっちもルーチンと、期限の迫った仕事とを抱えて余裕がない。
かといって、「こうこうこうなんだよ」とすべて説明してしまっては意味がない。
もうすべて学校で勉強してきたはずのところだ。
できるだけ自分で考えて、答えを出させたいと思ったので、教科書に書いてあることをこちらから喋ってしまっては意味がない。
彼女の問題点はそれだけではなかった。
実技の実習の時は、すべての手技を頭に入れ、試薬や器具を準備し、分からないところを質問してから始めるように、と言ってやらせている。
ところが彼女は質問もないまま始めてしまう。
それで正しくできればいいのだが、まったく考えられないような間違いをする。
そして間違ったままどんどん進めてしまい、どうしようもなくなってから言いに来る。
私はこの話を先に彼女を見たMから聞いていたので、ときどき様子を見ながらやらせていたのだが、こっちも忙しいからついほったらかしにしてしまう。
その間にやらかされてしまった。
問題は手技のミスというより、検査の目的をまったく理解していないため間違ったままやってしまうということだ。
もう、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。
そしてそのまま実習期間が終わってしまった…。
忙しくて実習生に時間が割けなかったのが申し訳なくて仕方ない。
自分の力のなさも悔しい。
ついイライラしてしまってあとで自己嫌悪。
なんとか、ひとつでも、実習でしか得られない何かを持ち帰ってほしいと思っているのだが…。
あ〜〜〜後悔と反省ばかりだ。
心から「先生ってすごい」と思いました。
週の始まり日曜日にネプ単独ライブ、そして週の終わりの今日土曜日にゴーゴゴーの観覧。
な〜んて素敵な1週間。
…それはまあいいとして、その間に挟まれた月曜〜金曜のことでいろいろ悩んでいる。
今、検査室に病院実習の学生が来ている。
今のセクションは担当2年目だというのに、血液検査室に2週間いる学生を指導しなければならなくなった。
問題は、私自身が人に教えるレベルには達していないことだ。
4月に今までの担当者が異動してしまい、突然起きたこの事態。
とりあえず教科書を引っ張り出して勉強開始。
検査室の資料保管室から今までの勉強会の資料、学会誌などを探して指導用の資料を作る。
最終的には前日に必死で頭に叩き込んだことを、付け焼刃で学生に説明するということを繰り返し、なんとか5人中2人までの実習を終えることができた。
そんな自分の力のなさを痛感したこともあり、この間の山形での研修は自分から行かせてくれと頼んで参加してきた。
その研修中、3人目の学生が血液に回って来た。
実質10日の実習日のうち、3日間不在にしてしまうが、今までの学生を見てきた感じでは大丈夫だろうと思っていた。
研修の前日、3日間にやることを念入りに説明し、標本を何枚か渡し、血液検査室の他の人にも学生のことをよ〜く頼んで出かけた。
今週月曜日、忙しい時間帯が一段落したあとで学生を呼び、先週のことをいろいろ訊いた。
でもなにを訊いても「…?」って感じ。
なんなの? この子大丈夫?
とにかくこの学生はなにを訊いてもはっきりと返事を返さない。
例えば
「血算で使う採血管に入っている抗凝固剤は?」
と訊いても、
「………(下を向いたままのこの間が異常に長い)EDTA……?」
聞き取れないくらいの声で言いながら上目遣いでこちらを見る。
「じゃあ凝固で使うのは?」
「………ヘパリン……?」
「ヘパリン?」
「えっ……と………」
「じゃあ、グルコースは?」
「………………」
「じゃあ明日までの宿題ね。血算、凝固、グルコース、それから血ガスで使う抗凝固剤と、その作用について、明日また訊くから」
「はい、分かりました」
で、翌日。
「昨日の続きね。凝固で使ってる抗凝固剤は?」
「クエン酸」
「グルコース」
「フッ化ナトリウム」
「血ガス」
「ヘパリン」
「じゃあクエン酸ナトリウムと血液の割合は?」
「………割合……?……えっ………と…」
「割合はすごく大事なんだけど。読んでこなかったの?」
「………」
「じゃあ今ちょっと調べて」
つい口調がきつくなってしまう。
納期が8月1日の仕事を抱えていたからなおさらだ。
じっくり教えてあげたいが、こっちもルーチンと、期限の迫った仕事とを抱えて余裕がない。
かといって、「こうこうこうなんだよ」とすべて説明してしまっては意味がない。
もうすべて学校で勉強してきたはずのところだ。
できるだけ自分で考えて、答えを出させたいと思ったので、教科書に書いてあることをこちらから喋ってしまっては意味がない。
彼女の問題点はそれだけではなかった。
実技の実習の時は、すべての手技を頭に入れ、試薬や器具を準備し、分からないところを質問してから始めるように、と言ってやらせている。
ところが彼女は質問もないまま始めてしまう。
それで正しくできればいいのだが、まったく考えられないような間違いをする。
そして間違ったままどんどん進めてしまい、どうしようもなくなってから言いに来る。
私はこの話を先に彼女を見たMから聞いていたので、ときどき様子を見ながらやらせていたのだが、こっちも忙しいからついほったらかしにしてしまう。
その間にやらかされてしまった。
問題は手技のミスというより、検査の目的をまったく理解していないため間違ったままやってしまうということだ。
もう、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。
そしてそのまま実習期間が終わってしまった…。
忙しくて実習生に時間が割けなかったのが申し訳なくて仕方ない。
自分の力のなさも悔しい。
ついイライラしてしまってあとで自己嫌悪。
なんとか、ひとつでも、実習でしか得られない何かを持ち帰ってほしいと思っているのだが…。
あ〜〜〜後悔と反省ばかりだ。
心から「先生ってすごい」と思いました。
男のバニーちゃんも可愛ければOK
2001年8月3日医局主催の納涼会に行ってきた。
去年は病院がいろいろと大変な時期でやれなかったためか、200人くらい集まるすごい飲み会になった。
この納涼会の目玉が全員参加、空クジなしのビンゴ大会。
毎年1等賞はビデオデッキや旅行券などが当たるので、気合も入ります。
しかも会費は3000円。浴衣(または幹事のハートを鷲掴みするような服)を着て来れば1000円引きというサービスも見逃せません。
若い看護婦さんは挙って浴衣やチャイナドレスを着てくるので華やかなのよねぇ。
オバチャンももうちょっと若ければねぇ…ふっ。
今年の商品の目玉はな〜んとDVD。
欲っしい〜!
しかし割合早くリーチがかかったのに、いつまでもいつまでもビンゴにならず、結局もらったのは入浴剤…。
いいよ、これで温泉気分に浸るからさあ。
楽しいビンゴ大会が終わって、そろそろ帰ろうかな、なんて思っていたとき、T先生(4X歳、♂)に異変が起こった。
なんと、ピンクのシャツの下に、Fカップのオッパイ出現!
どうやら景品でオッパイ付きブラが当たったらしい。(景品のチョイスに問題ないか?)
T先生は豊満なバストを揺らしながらテーブルからテーブルへと移動し、オッパイを人の頭にぶつけたり、セクシーポーズをとったりして喜んでいる。
さらに、酔っぱらいT先生の行為はエスカレートし、シャツを脱いでブラ一枚に。
そしてそのブラの下のオッパイには御丁寧に乳首まで付いていた(大爆笑)!
しかしこの医局の納涼会、幹事の先生方はスワン、サル、アフロ、黄金の全身タイツなど、普段からは想像できない姿ばかり。患者にはとても見せられない。
数年前も幹事だったA先生(当時30代後半、♂)は、サルの全身タイツを脱いだら中はバニーガールだったという手の込んだコスプレで話題になり、今も伝説となっている。
今年のT先生も間違いなく伝説として語り継がれるだろう…。
去年は病院がいろいろと大変な時期でやれなかったためか、200人くらい集まるすごい飲み会になった。
この納涼会の目玉が全員参加、空クジなしのビンゴ大会。
毎年1等賞はビデオデッキや旅行券などが当たるので、気合も入ります。
しかも会費は3000円。浴衣(または幹事のハートを鷲掴みするような服)を着て来れば1000円引きというサービスも見逃せません。
若い看護婦さんは挙って浴衣やチャイナドレスを着てくるので華やかなのよねぇ。
オバチャンももうちょっと若ければねぇ…ふっ。
今年の商品の目玉はな〜んとDVD。
欲っしい〜!
しかし割合早くリーチがかかったのに、いつまでもいつまでもビンゴにならず、結局もらったのは入浴剤…。
いいよ、これで温泉気分に浸るからさあ。
楽しいビンゴ大会が終わって、そろそろ帰ろうかな、なんて思っていたとき、T先生(4X歳、♂)に異変が起こった。
なんと、ピンクのシャツの下に、Fカップのオッパイ出現!
どうやら景品でオッパイ付きブラが当たったらしい。(景品のチョイスに問題ないか?)
T先生は豊満なバストを揺らしながらテーブルからテーブルへと移動し、オッパイを人の頭にぶつけたり、セクシーポーズをとったりして喜んでいる。
さらに、酔っぱらいT先生の行為はエスカレートし、シャツを脱いでブラ一枚に。
そしてそのブラの下のオッパイには御丁寧に乳首まで付いていた(大爆笑)!
しかしこの医局の納涼会、幹事の先生方はスワン、サル、アフロ、黄金の全身タイツなど、普段からは想像できない姿ばかり。患者にはとても見せられない。
数年前も幹事だったA先生(当時30代後半、♂)は、サルの全身タイツを脱いだら中はバニーガールだったという手の込んだコスプレで話題になり、今も伝説となっている。
今年のT先生も間違いなく伝説として語り継がれるだろう…。
以心伝心
2001年7月31日どうしてもTに連絡を取りたかったが、今日は確かレセプトの日だ。
帰りも遅いだろうし、明日にしとこ…と思った矢先にTから電話。
Tの用件:近いうちに飲みに付き合って。
私の用件:近いうちに買い物付き合って。
また会うんかい!
いいのか、おまえたちそれで。
帰りも遅いだろうし、明日にしとこ…と思った矢先にTから電話。
Tの用件:近いうちに飲みに付き合って。
私の用件:近いうちに買い物付き合って。
また会うんかい!
いいのか、おまえたちそれで。
夢の終わりはバラ貴族
2001年7月30日今朝、目覚ましが鳴って時計を見ると6:20。
ここでふと考える。
いつも何時に起きてたんだっけ…。
それから30分後にむっくり起き上がり、とりあえずトイレへ。
すると部屋から目覚ましの音がしてきた。
止め忘れた「最後通告」の7時ちょい前の目覚ましの音だ。
こんなことも忘れてた。
そりゃそうだよ。
7月14日〜7月29日の16日間、普通に仕事に行ったのは3日だけだもん。
その間とにかくいろいろあってさ…。
長い夢だったよ。
タイトルが意味不明でしょうが、私だけの楽しみです。
今日だけ許してやってください。
ここでふと考える。
いつも何時に起きてたんだっけ…。
それから30分後にむっくり起き上がり、とりあえずトイレへ。
すると部屋から目覚ましの音がしてきた。
止め忘れた「最後通告」の7時ちょい前の目覚ましの音だ。
こんなことも忘れてた。
そりゃそうだよ。
7月14日〜7月29日の16日間、普通に仕事に行ったのは3日だけだもん。
その間とにかくいろいろあってさ…。
長い夢だったよ。
タイトルが意味不明でしょうが、私だけの楽しみです。
今日だけ許してやってください。
サボリじゃないよ
2001年7月23日昨日、27時間テレビを朝5時半から見ていたせいで、とにかく今日は頭が重かった。
午前中の鏡顕を終えて、午後パソコンの画面を見ながら仕事をしていたらどんどん頭痛に変わってきた。
おまけに吐き気まで。
こりゃいかん、レッドカードだ。
そこで生理検査室(心電図・超音波検査などをする部屋)で、少し横にならせてもらうことにした。
生理検査室の技師、KさんとTさん(どちらも♀)に事情を話す。
Kさん「どうしたの?」
私 「なんか吐き気がしてきて…30分くらい横になっていいですか?」
Kさん「なに? つわり?」
Tさん「Kさん、自分がそうだったからって」
Kさん「いやいやいや。わかんないよ〜」
私 「あ〜、もしかしたら頭から何か産まれちゃうかもしれません…」
っつーか、口から出そうなんですけど。
私 「ほんとマジでここで吐きますよ」
Tさん「あ、ごめんごめん。じゃあ脳波の部屋で寝ていいよ」
この脳波の部屋っていうのがくせもので、周りの音がぜんぜん聞こえないからよく眠れること眠れること…。
ふと目を覚ますとたっぷり1時間以上眠っていた。
たまにはいいなぁ、仕事中に昼寝っていうのも。
午前中の鏡顕を終えて、午後パソコンの画面を見ながら仕事をしていたらどんどん頭痛に変わってきた。
おまけに吐き気まで。
こりゃいかん、レッドカードだ。
そこで生理検査室(心電図・超音波検査などをする部屋)で、少し横にならせてもらうことにした。
生理検査室の技師、KさんとTさん(どちらも♀)に事情を話す。
Kさん「どうしたの?」
私 「なんか吐き気がしてきて…30分くらい横になっていいですか?」
Kさん「なに? つわり?」
Tさん「Kさん、自分がそうだったからって」
Kさん「いやいやいや。わかんないよ〜」
私 「あ〜、もしかしたら頭から何か産まれちゃうかもしれません…」
っつーか、口から出そうなんですけど。
私 「ほんとマジでここで吐きますよ」
Tさん「あ、ごめんごめん。じゃあ脳波の部屋で寝ていいよ」
この脳波の部屋っていうのがくせもので、周りの音がぜんぜん聞こえないからよく眠れること眠れること…。
ふと目を覚ますとたっぷり1時間以上眠っていた。
たまにはいいなぁ、仕事中に昼寝っていうのも。
きゃー!!
2001年7月19日私は虫が嫌いだ。
大っ嫌いだ。
今日帰ってきたら、部屋の中に小さい虫がたくさんいる!
こいつら何!?
さすが、畑の真ん中に建ち、周りには灯りのないアパートだけのことはある。
それにしてもこの数は何!?
30匹は処理したよ。
気持ち悪〜いっ!
もう、明日は「網戸に虫こない」をたっぷり吹き付けてやるっっ!!!
あーもう最悪。
大っ嫌いだ。
今日帰ってきたら、部屋の中に小さい虫がたくさんいる!
こいつら何!?
さすが、畑の真ん中に建ち、周りには灯りのないアパートだけのことはある。
それにしてもこの数は何!?
30匹は処理したよ。
気持ち悪〜いっ!
もう、明日は「網戸に虫こない」をたっぷり吹き付けてやるっっ!!!
あーもう最悪。
無事帰宅
2001年7月18日今回もたくさんのドラマを生みつつ、旅行が無事終了した。
・・・本当にいろいろあった。
名言(迷言)もたくさん生まれた。
涙と笑いと感動の沖縄旅行記、記念にこの日記に残しておこう。
でも今日は疲れてるから、今度の3連休にでもやるか。
どうせ27時間テレビをだらだら見ながら家にいるんだし。
・・・本当にいろいろあった。
名言(迷言)もたくさん生まれた。
涙と笑いと感動の沖縄旅行記、記念にこの日記に残しておこう。
でも今日は疲れてるから、今度の3連休にでもやるか。
どうせ27時間テレビをだらだら見ながら家にいるんだし。
行ってきま〜す!
2001年7月13日「じゃあ、来週お願いします」
明日から沖縄に出発するので、職場で帰り際に言った。
するとK先輩、
「気をつけてね。珍道中のお土産話待ってるから」
・・・毎回珍道中だから。もう有名なのよね。
というわけで、無事準備もできて、明日出発です。
ま、準備が終わった時点で旅行の半分は終わったようなもんだな。
明日から沖縄に出発するので、職場で帰り際に言った。
するとK先輩、
「気をつけてね。珍道中のお土産話待ってるから」
・・・毎回珍道中だから。もう有名なのよね。
というわけで、無事準備もできて、明日出発です。
ま、準備が終わった時点で旅行の半分は終わったようなもんだな。
こわれはじめた
2001年7月9日いよいよ今週土曜日から沖縄旅行。
いつものことながら、準備がものすごく大変なのだ。
なんだか知らんが私の支度は時間がかかる。
まず着ていくものを決めるため連日ファッションショー。
何度も着たり脱いだりしているうちに、「あ〜あんな服があったらなぁ」なんて思って買い物へ。(無駄遣い)
帰ってきてまたファッションショー・・・。
これだけでもう疲れちゃって、持ち物を揃えるのが延び延びになり、前日に半狂乱、みたいな。
今回は沖縄ということもあり、やけに派手なシャツだの、トロピカルなキャミソールだのを揃えてみたものの、なんとなく物足らない気がして仕事帰りにお買い物。
そして、絶対沖縄での旅行中、しかもリゾートホテルにいるときしか着ないようなワンピース購入・・・。
おかしい。
もう絶対スイッチ入ってるよ。
引越しの時、あまりの物の多さに買い控えること4ヶ月、その間の欲求不満が今、大爆発。
3泊4日のために服5着、サンダル、帽子、バッグ2つ(なぜ?)、水着、ビーチサンダル、それからそれから・・・恐ろしいっ!
そしてきっと、沖縄でまた買い物してくるんだろうな。
いつものことながら、準備がものすごく大変なのだ。
なんだか知らんが私の支度は時間がかかる。
まず着ていくものを決めるため連日ファッションショー。
何度も着たり脱いだりしているうちに、「あ〜あんな服があったらなぁ」なんて思って買い物へ。(無駄遣い)
帰ってきてまたファッションショー・・・。
これだけでもう疲れちゃって、持ち物を揃えるのが延び延びになり、前日に半狂乱、みたいな。
今回は沖縄ということもあり、やけに派手なシャツだの、トロピカルなキャミソールだのを揃えてみたものの、なんとなく物足らない気がして仕事帰りにお買い物。
そして、絶対沖縄での旅行中、しかもリゾートホテルにいるときしか着ないようなワンピース購入・・・。
おかしい。
もう絶対スイッチ入ってるよ。
引越しの時、あまりの物の多さに買い控えること4ヶ月、その間の欲求不満が今、大爆発。
3泊4日のために服5着、サンダル、帽子、バッグ2つ(なぜ?)、水着、ビーチサンダル、それからそれから・・・恐ろしいっ!
そしてきっと、沖縄でまた買い物してくるんだろうな。
年に1度の逢瀬の日らしいですよ
2001年7月7日Tの職場での、Tと店長の会話。
店長「今日は七夕だなぁ。なんか予定あるの?」
T「飲みに行きます」
店長「お? 男と飲みに行くのか?」
T「女友達と2人でカウンターで」
はい、私がその女友達です。
というわけで、いつもの店で2人で飲んだ。
・・・いいんだよ、別に。
だって今が一番楽しいから。
店長「今日は七夕だなぁ。なんか予定あるの?」
T「飲みに行きます」
店長「お? 男と飲みに行くのか?」
T「女友達と2人でカウンターで」
はい、私がその女友達です。
というわけで、いつもの店で2人で飲んだ。
・・・いいんだよ、別に。
だって今が一番楽しいから。
健康相談in美容院
2001年7月4日7月は大イベントがいっぱいあるし、ボーナスも入ったし、というわけで美容院に行って来た。
今回は職場の近くにある、初めて行く店で切ってもらった。
なので「担当のご希望は?」なんて訊かれても知らないので、その辺はお任せする。
まずは頭頂部プリン状態を何とかすべく、カラーリングをし、その後シャンプータイム。
今日は昼間、とっても辛かったの…。寝不足で。
だからついつい寝ちゃいました。
「洗い足りないところはないですかぁ〜」
という声にはっとして、
「あぅ…大丈夫で…」
という寝ボケ返事。
絶対寝てること気付いていたと思う。
べつにいいんだけど。
そしてカット。
ここで登場した今日の私の担当さん(♂)
これがもぅ、私の好みなのよ〜。
顔はよく覚えていないんだけど。
じゃあ何が好みかって、手。そして腕。
細めの腕に、くっきり浮き出た血管。
思わず「採血させてください」と言いたくなるような素敵な腕だ。
さらに骨ばった手の甲、細くて長い指。
その手がしなやかに動き、私の髪をカットしていく。
「今日はお仕事帰りですか?」
ハイハイ、お仕事帰りですよぉ。
「えっ? そこの病院にお勤めなんですか? 看護婦さん?」
やっぱり最初に「看護婦?」と訊かれるのね。もう慣れたけど。
「いいえ」って言うと、きっと医療事務?って訊かれるんだぜ。
「じゃあ医療事務とか?」
やっぱりね。このまま問答を続けても、絶対検査技師には行き着かないだろうな。
つくづくマイナーな仕事だと改めて認識。
ちなみに「検査技師」を知らない人には、「血液を調べたり、心電図をとったりする仕事」と説明するのが常。
「血液で病気って分かるんですか?」
来たな…。この質問が一番困るのよ。
分かるっちゃ分かるし、分からんっちゃ分からん。
たとえばウイルス肝炎とか、エイズとか、あとは白血病とか、直接診断できる病気もあるさ。
でも腫瘍マーカーとか、CRP(身体のどこかで炎症があると高くなる)なんかは、あくまで目安だしなぁ…。
採血中によく患者からも聞かれるんだけど、採血の時なら
「分かるものもありますねぇ。…は〜い、終わりですね。お大事に」
で済むのだが、今日はどうしようか…。
「ん〜、まあ分かるものもあるんですけど…(考え考え)たとえば「肝臓が悪い」とかっていうのなら、ある程度分かりますね」
言ってから、これ使える、と思った。今後はこれで行こう。
でまあ、しばらく検査談義が続いたあと、美容師さんが言った。
「糖尿病って血液で分かるの?」
「あ、それは一発ですよ」
「えっ!? 俺実は糖尿の気があるって二十歳のときに言われたんだ」
どうやら彼の母方の兄弟というのが全員糖尿らしい。そして彼自身、とても気にしているとか。
「あ〜じゃ、リスクは高いですねぇ。甘いものとか好きなんですか?」
「大好き」
やばいっすよ、それ。
「オシッコが泡立つと、糖が出てるって聞いたことあるんだけど」
「う〜〜〜〜ん……」
そして、彼の生活習慣から、薬局で尿糖の試験紙を売ってる(多分)話まで、長々と続く糖尿談義。
髪型はいい感じに仕上がったが、私の記憶には「糖尿病」しか残ってない。
いいけどね…べつに。
今回は職場の近くにある、初めて行く店で切ってもらった。
なので「担当のご希望は?」なんて訊かれても知らないので、その辺はお任せする。
まずは頭頂部プリン状態を何とかすべく、カラーリングをし、その後シャンプータイム。
今日は昼間、とっても辛かったの…。寝不足で。
だからついつい寝ちゃいました。
「洗い足りないところはないですかぁ〜」
という声にはっとして、
「あぅ…大丈夫で…」
という寝ボケ返事。
絶対寝てること気付いていたと思う。
べつにいいんだけど。
そしてカット。
ここで登場した今日の私の担当さん(♂)
これがもぅ、私の好みなのよ〜。
顔はよく覚えていないんだけど。
じゃあ何が好みかって、手。そして腕。
細めの腕に、くっきり浮き出た血管。
思わず「採血させてください」と言いたくなるような素敵な腕だ。
さらに骨ばった手の甲、細くて長い指。
その手がしなやかに動き、私の髪をカットしていく。
「今日はお仕事帰りですか?」
ハイハイ、お仕事帰りですよぉ。
「えっ? そこの病院にお勤めなんですか? 看護婦さん?」
やっぱり最初に「看護婦?」と訊かれるのね。もう慣れたけど。
「いいえ」って言うと、きっと医療事務?って訊かれるんだぜ。
「じゃあ医療事務とか?」
やっぱりね。このまま問答を続けても、絶対検査技師には行き着かないだろうな。
つくづくマイナーな仕事だと改めて認識。
ちなみに「検査技師」を知らない人には、「血液を調べたり、心電図をとったりする仕事」と説明するのが常。
「血液で病気って分かるんですか?」
来たな…。この質問が一番困るのよ。
分かるっちゃ分かるし、分からんっちゃ分からん。
たとえばウイルス肝炎とか、エイズとか、あとは白血病とか、直接診断できる病気もあるさ。
でも腫瘍マーカーとか、CRP(身体のどこかで炎症があると高くなる)なんかは、あくまで目安だしなぁ…。
採血中によく患者からも聞かれるんだけど、採血の時なら
「分かるものもありますねぇ。…は〜い、終わりですね。お大事に」
で済むのだが、今日はどうしようか…。
「ん〜、まあ分かるものもあるんですけど…(考え考え)たとえば「肝臓が悪い」とかっていうのなら、ある程度分かりますね」
言ってから、これ使える、と思った。今後はこれで行こう。
でまあ、しばらく検査談義が続いたあと、美容師さんが言った。
「糖尿病って血液で分かるの?」
「あ、それは一発ですよ」
「えっ!? 俺実は糖尿の気があるって二十歳のときに言われたんだ」
どうやら彼の母方の兄弟というのが全員糖尿らしい。そして彼自身、とても気にしているとか。
「あ〜じゃ、リスクは高いですねぇ。甘いものとか好きなんですか?」
「大好き」
やばいっすよ、それ。
「オシッコが泡立つと、糖が出てるって聞いたことあるんだけど」
「う〜〜〜〜ん……」
そして、彼の生活習慣から、薬局で尿糖の試験紙を売ってる(多分)話まで、長々と続く糖尿談義。
髪型はいい感じに仕上がったが、私の記憶には「糖尿病」しか残ってない。
いいけどね…べつに。
こういうことは書かなきゃいいのに黙ってられない自分が悔しい。
2001年7月3日午前中、顕微鏡で標本を見ていたらお腹があやしくなってきた。
だいたいが便秘体質で、それこそコー○ック飲んじまいたいと思うほど苦しい時もあるくらいだから、こんなチャンスを逃す手はない。
すぐにトイレに駆け込み、スッキリサッパリ♪
便秘が解消した日は、性格が変わるんじゃないかと思うくらい気分もよくなるのよね。
しかし、その後とんでもない事態が私を待っていた…。
ほぼ誰もが予想はつくかと思うが、その通りのベタなオチだったわよ。
紙が、トイレットペーパーが5センチほどしかないという。
補充しとけよ、前のヤツ!!
そしてさらに恐ろしいことに、いつもは後ろに置いてある予備のペーパーが…ない…。
あああああ。
ピンチです。大ピンチです。
今、このトイレで遭難しようとしている人がいることなど、誰も知るわけがない。
私はこの、狭い空間で、たった1人で死んでいくのか?
たすけて! たすけてぇぇぇ!!
たとえば偶然Mがトイレに入ってきてドアの上からペーパーを投げてくれるとか、そんな奇蹟が起こるわけもない。
(第一、誰か入ってきてもそれがMと確認しようがないわな)
紙はドアを隔ててほんの数歩、いや、ドアを開けて大きく1歩前に出れば届く位置にあるのに、私の目にはドアのむこうに積んである、「命の紙」の山が見えるのに、どうしてもそこに届かない。
ここで私に残された手段はふたつ。
? 下着をそっと上げ、さっとドアを開け、紙を取って中に戻る。しかしこの作戦は下着を汚してしまうかも、というリスクが伴う。
? 下着を上げず、ケツ丸出しのままマッハの速さでドアを開けて紙を取る。もちろん?よりはるかにハイリスク。
しかし私には白衣がある。これでやばいゾーンだけは隠せる。開けちまうか?
いや、いくら検査部のイロモノキャラといえども、いくらなんでもヨゴレ過ぎじゃないか?(なぜか気持ちが?に傾いている…)
いやいや、検査部の人ならまだいい(いいのか?)が、このトイレはオペ室の家族待合室の前だ。患者の家族に見られたら、笑って済ませる問題じゃない。
時間にしたらきっと1分足らず。
しかし永遠とも思えるほど長い逡巡ののち、私の心は決まった。
それは「ギリギリ肌に触れない程度に下着を上げ、白衣を下ろし、ドアを開けて紙を取る」という作戦。
もうやるしかねえ。
心が決まればあとは実行あるのみ。
誰も入って来ないことを祈りつつ、内鍵に右手をかける。
鍵を開け、ドアを開け、(ちょっと腰がひけた格好で)1歩踏み出し、左手で紙をつかみ、そのまま個室に戻る。
この間、約2秒!(推定)
…こうして私は無事生還した。
最後に流れていく紙を見ながら思ったこと。
「今日の日記のネタはこれで決まりだな」
ああ…
こんな自分…大好き。
だいたいが便秘体質で、それこそコー○ック飲んじまいたいと思うほど苦しい時もあるくらいだから、こんなチャンスを逃す手はない。
すぐにトイレに駆け込み、スッキリサッパリ♪
便秘が解消した日は、性格が変わるんじゃないかと思うくらい気分もよくなるのよね。
しかし、その後とんでもない事態が私を待っていた…。
ほぼ誰もが予想はつくかと思うが、その通りのベタなオチだったわよ。
紙が、トイレットペーパーが5センチほどしかないという。
補充しとけよ、前のヤツ!!
そしてさらに恐ろしいことに、いつもは後ろに置いてある予備のペーパーが…ない…。
あああああ。
ピンチです。大ピンチです。
今、このトイレで遭難しようとしている人がいることなど、誰も知るわけがない。
私はこの、狭い空間で、たった1人で死んでいくのか?
たすけて! たすけてぇぇぇ!!
たとえば偶然Mがトイレに入ってきてドアの上からペーパーを投げてくれるとか、そんな奇蹟が起こるわけもない。
(第一、誰か入ってきてもそれがMと確認しようがないわな)
紙はドアを隔ててほんの数歩、いや、ドアを開けて大きく1歩前に出れば届く位置にあるのに、私の目にはドアのむこうに積んである、「命の紙」の山が見えるのに、どうしてもそこに届かない。
ここで私に残された手段はふたつ。
? 下着をそっと上げ、さっとドアを開け、紙を取って中に戻る。しかしこの作戦は下着を汚してしまうかも、というリスクが伴う。
? 下着を上げず、ケツ丸出しのままマッハの速さでドアを開けて紙を取る。もちろん?よりはるかにハイリスク。
しかし私には白衣がある。これでやばいゾーンだけは隠せる。開けちまうか?
いや、いくら検査部のイロモノキャラといえども、いくらなんでもヨゴレ過ぎじゃないか?(なぜか気持ちが?に傾いている…)
いやいや、検査部の人ならまだいい(いいのか?)が、このトイレはオペ室の家族待合室の前だ。患者の家族に見られたら、笑って済ませる問題じゃない。
時間にしたらきっと1分足らず。
しかし永遠とも思えるほど長い逡巡ののち、私の心は決まった。
それは「ギリギリ肌に触れない程度に下着を上げ、白衣を下ろし、ドアを開けて紙を取る」という作戦。
もうやるしかねえ。
心が決まればあとは実行あるのみ。
誰も入って来ないことを祈りつつ、内鍵に右手をかける。
鍵を開け、ドアを開け、(ちょっと腰がひけた格好で)1歩踏み出し、左手で紙をつかみ、そのまま個室に戻る。
この間、約2秒!(推定)
…こうして私は無事生還した。
最後に流れていく紙を見ながら思ったこと。
「今日の日記のネタはこれで決まりだな」
ああ…
こんな自分…大好き。
幸せな人
2001年7月1日今日から7月。
そろそろ「夏バテしそう」なんて声が聞かれる季節です。
この時期になると、毎年のように職場で交わされる会話。
「夏は仕事に来た方が楽よね〜」
「涼しいから食欲落ちないし」
「私ここに来てから夏バテしなくなりました」
「逆に休みで家にいるのがつらいよね。電気代もかかるし」
病院だから、中は快適温度なんですよ。
朝から夕方まで外に出ることがないので、暑いか寒いかも知らないまま、一年中同じ格好で仕事をする毎日。
ちなみに田舎だから、みんな車で出勤、家に帰ればエアコンでしょ?
駐車場と病院の玄関の間の往復くらいしか外気に触れることがない。
夏バテしなくても、不健康だよなぁ。
…と、ここで質問。
「夏バテって何?」
夏、暑さで食欲が落ちるとか、冷たいものを飲みすぎて、胃液が薄められて食欲が減退するとか、話だけは知ってます。
でも私、暑さで食欲…落ちたことないんですけど。
だから夏バテってどういう状態なのか分からない。
なぜ暑さで食べたくなくなるのかが分からない。
夏が来れば思い出す〜♪
昔の友人の名言。
「夏には夏で美味いものがある」
素晴らしい言葉だね。
そろそろ「夏バテしそう」なんて声が聞かれる季節です。
この時期になると、毎年のように職場で交わされる会話。
「夏は仕事に来た方が楽よね〜」
「涼しいから食欲落ちないし」
「私ここに来てから夏バテしなくなりました」
「逆に休みで家にいるのがつらいよね。電気代もかかるし」
病院だから、中は快適温度なんですよ。
朝から夕方まで外に出ることがないので、暑いか寒いかも知らないまま、一年中同じ格好で仕事をする毎日。
ちなみに田舎だから、みんな車で出勤、家に帰ればエアコンでしょ?
駐車場と病院の玄関の間の往復くらいしか外気に触れることがない。
夏バテしなくても、不健康だよなぁ。
…と、ここで質問。
「夏バテって何?」
夏、暑さで食欲が落ちるとか、冷たいものを飲みすぎて、胃液が薄められて食欲が減退するとか、話だけは知ってます。
でも私、暑さで食欲…落ちたことないんですけど。
だから夏バテってどういう状態なのか分からない。
なぜ暑さで食べたくなくなるのかが分からない。
夏が来れば思い出す〜♪
昔の友人の名言。
「夏には夏で美味いものがある」
素晴らしい言葉だね。