災害は怖い

買い物から帰る途中の信号待ちで、車がゆらゆらと揺れる感覚があった。
エンジンが止まろうとしているのかと、あわててメーターを見たり、オーディオを切って耳を澄ませたりしたが車に異常はなさそうだ。
風が強いのかと窓を開けてみたが車が煽られるほどではない。
やがて信号が変わって車を走らせると、異常な感じはなく、なんだったのかと思いながらアパートに帰ってきた。

部屋に入って着替えたり荷物をしまったりして落ち着いたあと、メールチェックをしようとパソコンを立ち上げ、椅子に座る。

そのとき、部屋が揺れた。

最初から大きめの揺れだったが、そのあともっと大きな横揺れが来た。
すぐにテレビをつける。
すると、どこの局でも新潟で起きた地震を報じていた。

これだったんだ・・・

車で感じた揺れは地震だった。
外にいてわかるくらいだから、このあたりもかなり揺れたのだろう。
その後、2度ほど余震を感じている。

災害は怖い。
とくにこうしてひとり暮らしをしていると、とても不安になる。
この秋、台風が2回上陸したがそのときも強く思った。

被災地は停電し、真っ暗な中で不安な時間を過ごしていることだろう。
一刻も早い復旧を願う。