振り返ってみる

2001年12月30日
今年は検査技師としても激動の(大袈裟)1年でした。

まず、狂牛病騒動。
現在牛は全頭検査で各検査機関はてんてこ舞い。
が、現在検査はおもに獣医がやっている。(少なくともうちの県は)
狂牛病の検査は一次検査ではELISA(エライザ)法、二次検査ではウエスタンブロット法が用いられているのだが、これって検査技師も日常的にやっている分野。っていうか検査技師のお得意分野。
旦那さんが獣医で、実際に狂牛病検査もやっているUさんの話では、
「『え…えらいざ?』なんていう人が検査してるんだよ〜。検査技師がやったほうがビシッと結果が出ると思うんだけどねぇ」
そうなのだ。このままこの一件が落ち着かなければ、検査技師の仕事拡大も予想されるのだ。

で、検査部集まって勉強会。

それからテロがありましたね。
中でも我々に関わってくるのが炭疽菌。
遠い過去、学生時代にそういえば聞いたことがあると言う程度の知識しかなくなっていた私は、とりあえず微生物学の教科書を引っ張り出してみた。

炭疽菌 学名・Bacillus anthracis

これだけ読んで、「Bacillus(バシラス)だったかぁ〜」と納得する私。
これってそこに見知らぬ人がいて、その人のことを「日本人だったかぁ〜」って認識するのと同じくらいのレベルだと思う。
ダメだ、完璧忘れてた。
炭疽菌って聞いたとき、Clostridiumだと思ったもん。いい加減だなぁ、私も。

※Clostridium(クロストリジウム)。破傷風菌やボツリヌス菌などが属し、嫌気性菌という酸素を嫌う菌の仲間。ちなみにBacillusは好気性菌なのでその時点でものすごい間違い。

で、やっぱり勉強会。

いや〜、いっぱい勉強しちゃったよ。
みんな一度やったことなんだけどね…。

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