おバカなことを真剣にやるのって楽しいね
2001年10月28日行きつけの飲み屋で
「ハロウィンフェア! 仮装またはコスプレのお客様50%OFF!!」
というとっても心ひかれる張り紙を見た。
そして「行かなきゃ!」と思い立ってしまった私たち。
どんな格好すればいいの?とマスターに訊いたら、「フラメンコの衣装着てきてよ」という返事だったので、それならばものすごい格好をしてやる!と、わけのわからない気合が入った私たち。
…とここまでは前回飲みにいったときの話。
そしてとうとう決行の日。
午後2時半にTを迎えに行き、メイク用品と小物を買いに100円ショップへ向かう。
100円ショップってすごい! パラダイスよ。
まず造花のバラ。髪に挿しても服に付けても口にくわえてもよし。
真っ赤な口紅とマニキュア。キラキラの入ったアイシャドウ。そして欠かせないのが付け睫毛。
ラメ入りのスカーフにスパンコール入りの髪飾りにジャラジャラとうるさいブレスレットに…と、買い物はどんどんエスカレートする。
この間、およそ1時間。
テンションは上がりまくり、「こんなのあったよ〜」と叫んではカゴに放り込んでいく。
楽しい〜!!
結局24点お買い上げで2400円。100円ショップでカネ使いすぎ。
続いては私のアパートでMと合流し、メイク開始。
「舞台メイクだからとにかく派手にしないと」と、やったことのないド派手な化粧を自己流でやっていく。
かかった時間、なんと2時間半。
できた姿は「誰?」と突っ込みたくなるようなすごい顔と衣装だ。
極めつけは付け毛と髪に挿した大輪のバラ(しかもラメ入り)
この時点でTが言った。
「ねえ…これ大丈夫? なんかただのおバカちゃんになってるよ」
しかしこのときテンションがMAXだった私はなぜか半ギレで、
「いいんだよ! 仮装なんだよ仮装。派手じゃないと認めてもらえないよ!」
と喚き散らし、3人の中で一番大きなバラを髪に突き刺した。
そしていざ出陣。
Mの運転する車に、どう見ても一昔前の不良のねーちゃんが3人。ポニーテールにバラの髪飾りというのがなんか間違ってたのよね。
この頃になると私も少し落ち着きを取り戻していて、
「これ…フラメンコじゃないよな」と呟く。
間違ってる、どこか間違ってるぞ、おまえたち。
やがて不安になってきた。
「誰も仮装してなかったらどうする?」
「とりあえずその時はバラだけ取ろうよ。これがおバカちゃん度をアップしてるから」
そして店の前でスピードを緩めてもらい、窓越しに店の中を覗き込むと…席はほぼ満席、そしてみんな普通の格好…。
ヤバイ、ヤバイぞ、おまえたち。
駐車場に車を止めて、Tがマスターに電話する。
「もしもしぃ? 仮装して来てる人っているの?」
携帯の向こうの声に耳を傾ける私たち。
「…え? うん…でも…いや、もう店の近くにいるんだけどね…ええー?」
Tの言葉を聞きながら、ますます不安は広がる。
そして…。
「やっぱり誰もいないって。どうする?」
「どうするって…とりあえず、バラは取ろう」
店の前でバラを取り、意気消沈して入店する3人。
満席の中、ぽっかりと空いた「ご予約席」にそそくさと着席する3人。
哀しい、哀しすぎる…私たち。
そしてテンションが下がったまま11時近くまで飲み、マスターに写真を撮られ、寂しく家に帰った。
一息ついて風呂に入る前に、鏡を見てビックリ。
スゲェ顔してるよ。目が怖い、目が。
メイク落とすのに一苦労。
買い物と準備ですべてを使い果たした一日でした…。
「ハロウィンフェア! 仮装またはコスプレのお客様50%OFF!!」
というとっても心ひかれる張り紙を見た。
そして「行かなきゃ!」と思い立ってしまった私たち。
どんな格好すればいいの?とマスターに訊いたら、「フラメンコの衣装着てきてよ」という返事だったので、それならばものすごい格好をしてやる!と、わけのわからない気合が入った私たち。
…とここまでは前回飲みにいったときの話。
そしてとうとう決行の日。
午後2時半にTを迎えに行き、メイク用品と小物を買いに100円ショップへ向かう。
100円ショップってすごい! パラダイスよ。
まず造花のバラ。髪に挿しても服に付けても口にくわえてもよし。
真っ赤な口紅とマニキュア。キラキラの入ったアイシャドウ。そして欠かせないのが付け睫毛。
ラメ入りのスカーフにスパンコール入りの髪飾りにジャラジャラとうるさいブレスレットに…と、買い物はどんどんエスカレートする。
この間、およそ1時間。
テンションは上がりまくり、「こんなのあったよ〜」と叫んではカゴに放り込んでいく。
楽しい〜!!
結局24点お買い上げで2400円。100円ショップでカネ使いすぎ。
続いては私のアパートでMと合流し、メイク開始。
「舞台メイクだからとにかく派手にしないと」と、やったことのないド派手な化粧を自己流でやっていく。
かかった時間、なんと2時間半。
できた姿は「誰?」と突っ込みたくなるようなすごい顔と衣装だ。
極めつけは付け毛と髪に挿した大輪のバラ(しかもラメ入り)
この時点でTが言った。
「ねえ…これ大丈夫? なんかただのおバカちゃんになってるよ」
しかしこのときテンションがMAXだった私はなぜか半ギレで、
「いいんだよ! 仮装なんだよ仮装。派手じゃないと認めてもらえないよ!」
と喚き散らし、3人の中で一番大きなバラを髪に突き刺した。
そしていざ出陣。
Mの運転する車に、どう見ても一昔前の不良のねーちゃんが3人。ポニーテールにバラの髪飾りというのがなんか間違ってたのよね。
この頃になると私も少し落ち着きを取り戻していて、
「これ…フラメンコじゃないよな」と呟く。
間違ってる、どこか間違ってるぞ、おまえたち。
やがて不安になってきた。
「誰も仮装してなかったらどうする?」
「とりあえずその時はバラだけ取ろうよ。これがおバカちゃん度をアップしてるから」
そして店の前でスピードを緩めてもらい、窓越しに店の中を覗き込むと…席はほぼ満席、そしてみんな普通の格好…。
ヤバイ、ヤバイぞ、おまえたち。
駐車場に車を止めて、Tがマスターに電話する。
「もしもしぃ? 仮装して来てる人っているの?」
携帯の向こうの声に耳を傾ける私たち。
「…え? うん…でも…いや、もう店の近くにいるんだけどね…ええー?」
Tの言葉を聞きながら、ますます不安は広がる。
そして…。
「やっぱり誰もいないって。どうする?」
「どうするって…とりあえず、バラは取ろう」
店の前でバラを取り、意気消沈して入店する3人。
満席の中、ぽっかりと空いた「ご予約席」にそそくさと着席する3人。
哀しい、哀しすぎる…私たち。
そしてテンションが下がったまま11時近くまで飲み、マスターに写真を撮られ、寂しく家に帰った。
一息ついて風呂に入る前に、鏡を見てビックリ。
スゲェ顔してるよ。目が怖い、目が。
メイク落とすのに一苦労。
買い物と準備ですべてを使い果たした一日でした…。
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