「社長」に文字通り振り回された一日
2001年2月25日引越しだ! 引越し!
と宣言したからには本当に引っ越す。今日は不動産屋を訪ね、アパートを6件ほど見てまわった。
12時に友人Tと待ち合わせ、まず食事。
それから情報誌を頼りに最初の不動産屋へ。賃貸住宅雑誌に載っていたお目当てのアパートを含め、3件の物件を紹介してもらう。
しかしやはり実際に物件は見てみないと。
事務所で物件を紹介してくれた女性社員の人が案内してくれるのか、と思いきや、彼女は仕事の予定があるらしく、奥に引っ込んで話している。
「…なんですが、案内をお願いできますか」
「え? どこだっけ、そこ」
お〜い、大丈夫か?
しばらくして女性社員が戻ってくる。
「じゃ、すいません。私ちょっと行けませんので、別の者に案内を頼みましたので」
「あ、はい。お願いします」
「社長、こちらの方です」
社長? 社長なのか。「どこだっけ?」とか言ってなかったか?
「社長」の車の後について、それぞれの物件に向かうのだが、このオッサンがわけわからない道(ものすごく細い)を通る。
待ってくれ、ぜんぜん覚えられないよ。
そのうえ二車線の広い道を走っていたら、突然空き地のようなところに入っていったかと思うと、「入るところ通り過ぎた」ときたもんだ。
社長! しっかりしてくれ。
しかし友人Tは冷めた口調で言った。
「ま、社長ってあんなもんよ」
調剤薬局に勤めるTは、薬を間違って出す社長のフォローをする毎日らしい。現場はいいから管理をしっかりやってくれ、ということのようだ。
そういえば、うちの部長もそうだなぁ。何のための管理職なんだか。
さらに社長、われわれの車が後ろをついていっているにもかかわらず、中央分離帯の隙間からUターン。やめて〜。
結局3件の物件を見たあと、「検討します」という便利な言葉を残してその不動産屋を去った。当初のお目当ての物件はいまいちだったが、別のところでまずまずの物件が見つかり、そのことを考えつつ次の不動産屋へ。
次のところも情報誌で見つけた物件と別の物件、合わせてやはり3件を見せてもらうことになった。
今度は社長の運転で。また社長なの!?
女子社員1人と私とTを乗せた社長の車は、またしても細い道をぐいぐい抜けながら走る。今度は道を覚えられないというより、急ブレーキ、急加速、急ハンドル…この連続で気持ち悪くなりながらの物件巡り。
結局またしてもお目当ての物件はいまいち。やっぱり本だけではわからないところが多い。またしても「検討します」と事務所を後にしたのだが、Tと2人、しばらく車に乗れず。
こっちの社長も運転荒すぎ。
疲れきったTと私はすぐ近くのファミレスになだれ込み、集めた情報と賃貸雑誌を広げて検討会。
しかし疲れきった頭には思考能力が残っておらず、甘いものを食べて別れた。
半日かけて目をつけた物件二つ。
たたかいはまだまだ続く…。
と宣言したからには本当に引っ越す。今日は不動産屋を訪ね、アパートを6件ほど見てまわった。
12時に友人Tと待ち合わせ、まず食事。
それから情報誌を頼りに最初の不動産屋へ。賃貸住宅雑誌に載っていたお目当てのアパートを含め、3件の物件を紹介してもらう。
しかしやはり実際に物件は見てみないと。
事務所で物件を紹介してくれた女性社員の人が案内してくれるのか、と思いきや、彼女は仕事の予定があるらしく、奥に引っ込んで話している。
「…なんですが、案内をお願いできますか」
「え? どこだっけ、そこ」
お〜い、大丈夫か?
しばらくして女性社員が戻ってくる。
「じゃ、すいません。私ちょっと行けませんので、別の者に案内を頼みましたので」
「あ、はい。お願いします」
「社長、こちらの方です」
社長? 社長なのか。「どこだっけ?」とか言ってなかったか?
「社長」の車の後について、それぞれの物件に向かうのだが、このオッサンがわけわからない道(ものすごく細い)を通る。
待ってくれ、ぜんぜん覚えられないよ。
そのうえ二車線の広い道を走っていたら、突然空き地のようなところに入っていったかと思うと、「入るところ通り過ぎた」ときたもんだ。
社長! しっかりしてくれ。
しかし友人Tは冷めた口調で言った。
「ま、社長ってあんなもんよ」
調剤薬局に勤めるTは、薬を間違って出す社長のフォローをする毎日らしい。現場はいいから管理をしっかりやってくれ、ということのようだ。
そういえば、うちの部長もそうだなぁ。何のための管理職なんだか。
さらに社長、われわれの車が後ろをついていっているにもかかわらず、中央分離帯の隙間からUターン。やめて〜。
結局3件の物件を見たあと、「検討します」という便利な言葉を残してその不動産屋を去った。当初のお目当ての物件はいまいちだったが、別のところでまずまずの物件が見つかり、そのことを考えつつ次の不動産屋へ。
次のところも情報誌で見つけた物件と別の物件、合わせてやはり3件を見せてもらうことになった。
今度は社長の運転で。また社長なの!?
女子社員1人と私とTを乗せた社長の車は、またしても細い道をぐいぐい抜けながら走る。今度は道を覚えられないというより、急ブレーキ、急加速、急ハンドル…この連続で気持ち悪くなりながらの物件巡り。
結局またしてもお目当ての物件はいまいち。やっぱり本だけではわからないところが多い。またしても「検討します」と事務所を後にしたのだが、Tと2人、しばらく車に乗れず。
こっちの社長も運転荒すぎ。
疲れきったTと私はすぐ近くのファミレスになだれ込み、集めた情報と賃貸雑誌を広げて検討会。
しかし疲れきった頭には思考能力が残っておらず、甘いものを食べて別れた。
半日かけて目をつけた物件二つ。
たたかいはまだまだ続く…。
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